こんにちは。
おすけです。
日々ハウスメーカーで真面目に働いています。
Googleに【ハウスメーカ-設計】と打つと、【激務】という言葉が続きます。。

この状態ってハウスメーカー業界的に良くない状態ですよね。。
でも実際に10年ほど働いて、否定できないのも事実です。
今回はハウスメーカー設計が激務になる主な要因3つまとめてみたいと思います。
これからハウスメーカーに就職・転職しようとしている人は、ハウスメーカーが激務になりやすい要因を知って参考にしてほしいと思います。
当ブログではハウスメーカー設計を目指す人に有益な情報を届けたいので、頑張って対策も考えました!!

それでは早速行ってみましょうー!!
競合が多いから、日程に余裕なし
大手ハウスメーカーは、【住宅展示場】を持っています。
家づくりを検討している人にとってはテーマパーク的な施設です。
当然お客さんは、複数のメーカーを見て回るので、お客さんは【競合他社との取り合い】なんですよね。
各社【他社にお客さんを奪われないため】にいろんな策をとっています。
そのひとつが【アポイントをコンスタントに入れる】という作戦です。。
1週間に1度か2度、何かしら理由をつけてアポイントを取るということです。
要は、

っていう方法です。笑
心理学の分野でいう【単純接触効果】【ザイオンス効果】とも言います。
『より高頻度で接触した人は、より魅力的に感じる!!』なんて研究もありますから、割と効果的でございます。
すると、設計にプラン相談が来た時には、すでに次回のアポイントが迫っています。笑
そんなこんなで急ぎのプラン作成や、アポイントの資料作成を処理していて、激務になりやすいんだと思います。
どうしても初期折衝は営業マンがやっているハウスメーカーならではの事情です。
これに対して対策はどうすれば良いのか。。
当然ながら、お客さんの訪問は調整することができません。
ここで僕の考えた対策が、【プラン引き出し箱】の作成です。
まぁ呼び名は適当なんですが、とにかく今まで見てきて良いと思った間取りをとにかく、かき集めて、まとめる。
僕は【notion】というイケてるサービスを利用して、気になった間取りをまとめています。
当たり前なんですが、引き出しを素早く引き出せる状態にして、プラン作成スピード爆上げしようという試みです。

打合せが多くなりがち
家づくりはとっても大切なイベントです。
しかもほとんどの人は初めての経験です。
お施主さんによっては、迷いに迷って、打ち合わせが思うように進まないこともあります。
お施主さんが悩む時間がある分、設計打合せは長くなりがちです。
つまり会議のようにドライに話が進まないんです。
ただ、こればかりは、しょうがないかなって思ってます。
対策あり!とか言っときながら、諦めててすみませんが、笑
設計士が説得しても、やっぱり自分の家は自分で決めたいと思うだろうし。。
皆がスパッと決断できるワケじゃないので、ある程度時間はかかるのかな~と思ってます。
ただ最近気をつけているのが、打合せ前に【アイドリング】をしてもらっておくことですね。
自宅で仕様まで決めるのは難しいですが、何となくイメージくらいは家庭内で話し合ってもらえるもの。
だから、

と伝えるようにしています。
すると、打合せはしたけど何も決まっていない、、
みたいなことが減り、意外とこれだけのアナウンスで効果があると実感しています。
僕が打ち合わせを早く進めるために、気をつけているポイントは以下の記事から。
でもやっぱり良いモノつくりたい
ハウスメーカー設計が多忙になりやすい最後の要因は、もはや設計者の【性(さが)】でございます。
それは時間がある分だけ、ブラッシュアップして良い建築にしたい!!という気持ちです。
むしろ組織設計・ゼネコン・アトリエの方が顕著かも知れませんが、やっぱり良いモノ建てたいよねってのは、設計士たちの総意だと思います。
時間をかければ良い建物が出来るワケではないんですが、僕たちのお施主さん同様、ずっと悩んでるんですよね。。

結局時間があったら、その分悩んじゃって、直前になって多忙になるってカンジですね~。
これ僕だけですかね?笑
でも設計士もめっちゃ悩んでるんだよってことを知ってもらえれば良いかなっと思います。
僕が自宅を建てて、死ぬほど悩んだときの話です。
100棟以上家づくりをした設計士でも悩むんだぜって話です。
まとめ
【ハウスメーカー・激務】がいつか【ハウスメーカー・ハッピー】で検索してもらえる日が来ることを祈っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回!!