こんにちは。おにまめです。
今回は、
家づくりって何から始めたら良いの?
という人に対してお答えします!
僕が設計士として家づくりを200棟近く経験して、さらに自宅も建ててみて、もし自分がもう一度家づくりをするなら何から始めるだろう?と考えて記事にしました。
結論、迷わず【デジタルノートをつくる】だと思います!!
・・・
まぁまぁ、慌てないで。
理由を解説していきます。
それでは早速行ってみましょう~!!
思考整理と情報収集が超重要
家づくりで悩んでしまう人の特徴に、【思考が堂々巡りしていること】があります。
その堂々巡りしている思考を手助けするツール、、そぅ、それがノートです。
こんな事は誰もが知っていることだとお思いでしょう。
家づくりでは、決めることがめちゃくちゃ膨大です。
しかも、すべてを段階的に決めていけるワケではなく、あらゆる変更点を同時に吟味しながら、ベストポジションを決めていくような作業です。
例えて言うなら、
予算が決まらないと建物の大きさが決まらず、建物の大きさが決まらないと見積もりが変わるといったような、【あっちが立てばこっちが立たず状態】です。
そんな時、今の課題を書き出してみることは、想像以上に重要です。
打ち合わせでも、議題がコロコロと変わりながら進んでいるときに、【明確な議題】があれば話がまとめられます。
それがある意味、設計者のファシリテーション能力でもあるんですが、これをノートが補助してくれます。
こういったことをツラツラと書ける場所が必要だと思います。
加えて、今の情報取得はネットが中心。
インスタ・ブログ・YouTubeとたくさんのメディアを横断的に使用します。
だから、今どきの家づくりにはデジタルノートの方が適していると思うのです。
デジタルノートとしてのツールは何だって良いと思います。
僕は当時Evernoteを使っていましたが、今どきならNotionやOnenoteでも良いと思います。
とにかく、テキストや画像埋め込みができて、共有機能さえあれば何でも良いのです。
役割分担・共有が可能
デジタルノートの良いところは、共有しながら作成できることです。
・図面やネットで拾った写真
・やることリスト
・好きなカフェのリンクを貼る
など共有しながら、家づくりを進めることができます。
本当に家づくりは1人ではできません。
かくいう僕も、自宅計画でなかなか間取りが決まらずテンパっていたときに、
少しは手伝ってくれよぃ。
って思ってしまいました。(っていうか言ってた。)
妻からすれば、設計士が家であーだこーだ考えている中で、気軽に口を挟めないのは当然なんですが、当時の僕らは共有が上手くできていなくて、このような不和を引き起こしてしまいました。
実は、家づくりの意見の不一致から離婚する人もいます(これ大マジ。意外とあるある。)
役割分担・共有化をして家づくりをエンジョイしていきましょう!!
家づくりは、大きな意味で思い出
デジタルノートは当然ながら議事録にもなるので、良いツールですが、実は【思い出機能】も優秀です。
あとから図面を見返して、
『初回プラン今と全然違うんでやんの。』
『ここ、めっちゃ迷走してる!』
などの会話が実は、引き渡しの数カ月後に繰り広げられて、楽しい時間になります。
『ハウスメーカーは、家づくりという経験を売っている』と言葉は、私おにまめが唯一残した名言でありますが、まさにそういうことです。
あとから見返せるようなノート、できれば打ち合わせの経緯がわかるようになるので、デジタルノートはとても良いと思います。
まとめ
家づくりは楽しい半面、ながい時間をかけて行う家族のビックイベントでもあります。
可能な限り、後悔が少なく、楽しい打ち合わせであってほしいと思いますし、それを定期的に思い出してほしいとも願っています。
家を契約したら、とりあえずデジタルノートを検討してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回!!