僕が一級建築士を取得してから、かれこれ3年が経とうとしています。
今僕の業務は住宅のみで、しかもあまり大きくない物件がメインです。
大きさでいうと40坪〜60坪くらいでしょうか。
世の一級建築士は皆きっと法律とか構造とか設備の知識がひと通り頭に入っているのかと思っとりましたが、当たり前ですが、使わない知識はほとんど忘れてしまいますね。
そもそもぶっちゃけ試験の時は何のことかよく分からず、解法だけ覚えたような知識なので、実務とあんまりリンクしてないんですよね。笑
いわば練習のための練習。
テストのための勉強。
社内監査のための整理整頓。みたいな。笑
これも当たり前ですが、法律ドラマとかにあるような『法第〇〇条の〇〇項に記載があって〜』みたいな会話はほとんどないです。
経験的には問題にブチ当たったときにその都度調べて、抜け穴探す、みたいなのが現状なんすね。笑
ということで、僕がイマイチ理解していない知識を大放出します。
いずれもちゃんと調べて、テーマにする予定です。
このサイトは自分の知識定着の意味でもあるので、『こんな当たり前のことを…』みたいに思う方も許してくだされ。。
では行きまーす!
①排煙計算
いきなりこれは知らんとやばいでしょ笑
ですが僕は戸建メインなので、ぶっちゃけ排煙なんてものとは無縁なんです。
でも唯一住宅でも注意しなくちゃいけないのが、200㎡。
これだけしか覚えてなくて、あんまり200㎡超えの物件をやってこなかったから、あんまし良くわかってない。。
でもこれは今まさにやっている物件で排煙取れない部屋があったのでこれを機に勉強します。
②都市計画法29条、43条、60条証明
この単語を聞くと震えが来ます。
なんでかって、それはこういった都市計画法が必要なことを確認申請前に気づいたりした事が良くあったからです。
しかもこの申請は僕ら建築士が出す訳ではないので(出すことはできるかも⁈今の職場では設計はノータッチ)なおのこと、良くわかってない。
だけど申請に掛かる時間が1〜2ヶ月掛かるから着工日ズレまくる。恐ろしい。。
③四号特例
めっちゃ利用している割によくわからん。笑
確認申請ではハウスメーカーは型式認定を利用しているケースが多いと思いますが、そう言った申請区分に当たるものです。
何をクリアすると型式認定で、何がダメだと4号特例なのかよくわからないです。
④構造ルート
そもそも自分たちの構造がどれに当たっているのかよくわかってないという始末。笑
構造ルートには時刻歴応答解析やら保有水平耐力やら許容応力度やら色々あります。
僕は構造系出身なので何となくはわかるのですが、実務経験してからというものハウスメーカーなので構造が1種類で、構造ルートの検証などしたことないから、覚えてない。。勉強し直したいです…
⑤法定外道路
これは知らなくて困ることはそんなにないんですが、占用とかにちょっと絡んでくる話。
法定外って響きがなんか怖いってイメージだけしか知識がありません。笑
法定外になることで斜線とかはどうなるのかってことなんかもよくわかんないっす。
というわけでひとまず5つ挙げました。
僕たちの職場は完全分業制。
申請に関わるところがやっぱり知識として少なくなってしまうので、これを一つ一つ勉強して建築賢者になりたいです。