注文住宅を親に相談しちゃいけない。【ブレるからな】

こんにちは。おにまめです。

現在30歳になって、同世代の方と打ち合わせをすることが多くなってきました。

すると、打ち合わせの中で、こんな話を受けることがあります。

お施主さん
「一度持ち帰って、両親と相談してみます。」


この言葉の真意としては、

・ハウスメーカーの営業がしつこいから、テキトーにあしらう口実を作ろう。
・意思決定がムズイので、人生の先輩である親に相談しよう。


まぁ大体この2つに絞られるのではないかと思います。

とは言え個人的には、
どちらも効果的ではない!!と思うのです。

理由を説明していきます。

家づくりを検討している、若い世代の方は参考にしてみて下さい。

それでは早速行ってみましょうー!!

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テキトーにあしらう口実

仮に、ひとつ目の営業マンをあしらう口実として【両親に相談作戦】を取ったとします。

ハウスメーカーの営業マン、グイグイきてウザいですよね!?

おにまめ

そこは非常に同感です。笑

だけど、断る理由として【両親に相談作戦】あまり効果がありません。

例えば、

お施主さん
「親がダメだと言っているので。。」

という言葉を使って、営業マンに遠回しのお断り連絡をしたとします。

そうすると、営業マンはたいてい

営業マン
「ご両親にも説明に上がります!任せて下さい!!」

よりウザい話に発展します。笑

むしろ、両親を説得させれば、両親からの援助金も!?(ムフフ)とさえ考えています。

基本ポジティブなんですよね!笑

つまり、【両親がダメだと言っている】程度の理由では
ハウスメーカー営業マンへ契約を断る理由としてはやや弱いのです。

そう、彼らはポジティブなんです。。

断る時はこうです。

「○○の理由で、私は○○ハウスメーカーさんでは建てません。」

他人の意見ではなく、自分で決めて断るのだと伝えることが大切です。

人生の先輩である(家を建てたことのある)両親に相談

次にふたつ目の、家づくりを経験したことのある両親に真面目に相談と言うのも、個人的にはオススメ致しません。

【家づくり=住まい方】とは、住む人の【価値観】が大きく反映されるものです。

例えば、

・外観を気にしない人
・家相を気にする人
・家事動線が重要な人
・部屋の広さを一番に優先したい人
・コストにシビアな人

これらはすべては、単なる良し悪しで議論できるものではありません。
その人が自分の価値観と照らし合わせ、意思決定をする必要があるものです。

それが面倒ならばマンション・アパート・建売と言う選択肢もあるのです。
【注文住宅の良さ】とは、自分の思いが反映できる事ではないでしょうか。。

両親に相談するという行為は、自分の価値観と両親の価値観を混ぜ合わせる行為に他なりません。

つまり、自分の思いから少しづつ、ズレていってしまうのです。

場合によっては、
・親から援助金をもらっている
・同じ敷地内に建てる
・親がめっちゃ怖い!

など両親の意見なしには計画が成り立たない事もあるでしょう。。

だけど僕の経験上、両親の意見が入ってくると、 当の本人の意見が追いやられているように感じてしまうのです。

というか、仮に
【旦那さんの両親から意見を言われたら、奥さん的には黙るしかない】
と言うのが当たり前だと思います。笑

親には事後報告

僕は土地を買ったのも、家の間取りも全て【事後報告】でした。

むしろ、家を建て終わって引越しの手伝いに来たときに、やっと両親は間取りを知ったというカンジです。

おにまめ
幸い、僕の両親はまったく怖くありません。笑

意見も尊重してくれます。

家の場合、僕がハウスメーカー設計士だという側面も大いにあったと思いますが、 家に限らず、僕は基本的には【自分で決めたことを報告する】というスタイルを取ってきました。

自分の意思で決めたことなら、失敗しても許せますし、後悔が少ないです。

何より相談しないことで【ブレなくなる】と言うのが一番重要だと思います。

家づくりのような、【誰もが経験してそこそこ後悔がある系】のお話は 色んな人から、頼んでもいない様々なアドバイスが浴びせられるものです。笑

家づくりを経験したことがあるとはいえ、

・時代も違うし
・トレンドも違うし
・価値観も違うし

で参考にできる事って結構少ないと思うんですよね。。

アドバイスを聞いた後はニッコリ笑って感謝をお伝えし、フルシカトで良いと思います。

この手のアドバイスは、聞かないが一番。
もしくは信頼できる方、数人に絞るがベターかと思います。

なぜなら、ブレるからな。

まとめ

今回の記事は 僕が設計士として働いていて思う事であり、
実際に家を建てた施主側の立場からも言える事です。

くれぐれも、両親とは仲良くね。笑

以下関連記事です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた次回!!

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