【読書レビュー】仕事は嫌いじゃないけど人間関係がめんどくさい ロミオ・ロドリゲスjr

  • 2019年2月12日
  • 2024年8月11日
  • 建築本
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作者は韓国出身のメンタリストだそうです。
日本で言うとDaiGoさんが有名ですが、正直この人は全く知らない。

だけど、中をパラパラめくるとなんか色んなテクニックが満載そうだったし、単純に今の悩みが営業とか上司とかのめんどくさい絡みにほとほと疲れていたからちょっと目についたのかな。。

僕の今の悩みがまさに『時間を奪ってくる人たちをうまく操作したい』ってことなんです。会社では人の時間を奪う人が多すぎます。ってことで操作っていうと嫌な言い方かも知れませんがとにかく無害でいてもらえるようにこちらから対策を取っておこうと思って買ってみました。

そのために何か良いテクニックがないか知りたかったっていうのが正直なところです。

それではいくつかご紹介

これは結構前から何となく肌で感じていたことなんですが、説教する側が結構メンタル不安定な人多いんじゃないかってこと。こんなデータが紹介されています。ストレスホルモンであるコルチゾールの数値を測定した研究なんですが、説教をされた人たちはコルチゾールが漏れなく100%上がったのに対して、説教した側の人たちはなんと76%も下がったっていう結果が。。

要するに説教っていうのはれっきとした快楽ってこと。。『お前のためを思って』みたいな発言を聞いたりしますが、あれはやっぱり口だけってことがわかりました 。。まぁ上司次第ですが。。

そんな時に効くのが『スケープゴート』っていうテクニック。代わりの生贄を捧げなさいって意味です。確かにめんどくさい人でも会社の全員に向かって説教しているような奴はいないし、必ずターゲットになる奴とそうじゃない奴に分かれるんですよね。これは自分の経験上間違いない。会社にいるめんどくさい奴への生贄を僕も探さないと‼︎笑

次は上司と部下の関係をひっくり返す『シーソーゲーム』というテクニック

説教とか高圧的に話をしてくる人っていうのは、実は

①気が小さい

②自分はリーダーの器じゃないと思っている

③圧力をかけないと人は動いてくれないと思っている という3拍子揃いのチキン野郎らしいです。そうなの?って思いましたけど、どうやらそうらしい。

ってことはそんな奴に対してビビってる様子を出せばもちろん相手もつけあがるワケで。。弱みを出さないようにしないといけない‼︎

って事で対策

①上司に何を言われても動揺しない

②相手の追求を受けない状況作り (試されない状況作り)

③要求に対して怒らないってことが有効みたいです。

他にも自慢を辞めさせる方法。 これはウチの会社の人たちメッッッチャ多い。笑

もはや、自慢しすぎでキモち悪いくらい。。

そんな人には自慢が自慢ではなくなる状況を作るっていうのが効果的。

例えば『俺は地区で一位だったんだ』っていう自慢に対しては、『もしかして全国でも一位になれたんですか?(キラキラした目で)』って言うと、『いや…全国までは』っていう感じで自慢しづらい状況になるっていう技です。

いやでもこれ結構難易度高いなぁ。。笑

他にも人間が相手の心をどれくらい読めるかって話では、人って身体や顔の動きでは全然他人の心を読めないらしい。それよりも相手の気持ちになってシミュレーションをすると心を読む能力が上がったそうです。

あと次は個人的に僕が仕事で使おうと思ったテクニック。

人は難しそうな文章を書いた人よりもシンプルな文章を書いた人の方が『頭が良さそう』っていう印象を持ったららしい。

それから会話のレスポンスとか回答速度が早くて、早口な人の方が賢そうっていう印象を抱いたんだってさ。

なかなか面白い研究ですな。

僕もこれからはお客さんとの打ち合わせとか営業打ち合わせとかではレスポンスと早口を意識して仕事してみよ〜っと。

てな感じで仕事に役立ちそうな本でした‼︎

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