はじめに
こんにちは。おにまめです。
今回は【ガス乾太くんの注意点】について解説していきたいと思います。
『乾太くん』とは、リンナイさんが提供しているガス乾燥機のことです。
日本の奥様をメンドクサイ【洗濯干し】から開放し、絶大な支持を得ています。
そう、この乾太くんにより節約した時間によって、世の奥様方は自由を手に入れているのです。
さらに、乾燥時間【52分】という驚異の乾燥スピードにより、
ちょっと〜明日までに乾かないじゃない!!
何で早く洗濯物だしてないのよ!
と言った昭和から続くお決まりの親子戦争にも終止符を打つことができます。
さらにさらに、
80℃の温風で乾かすためニオイの原因になる【モラクセラ菌】を抑えてくれます。(すげー)
人気の理由は、共働きの増加や、家電による時短の需要が高まってきたことが要因ではないかなーと思います。
が、ここで重要なポイントは乾太くんは【建築工事】ですが、洗濯機は【お施主さん用意】であること。
お互いに情報をすり合わせていないと、納まり不足になりかねません。
採用が増えるにつれ、設計者への問い合わせもかなり増えてきたので、ここでまとめておきたいと思います。
それでは早速行ってみましょう〜!!
専用台の高さ
まず重要になるのが、乾太くんの【専用台の高さ】です。(←リンク張っておきます。)
乾太くんをつけるご家庭は、ドラム式ではなく縦型洗濯機を選ぶことが多いように思います。
その理由は乾太くんを採用すると、乾燥機付き洗濯機を選ぶ必要がなくなり、自然とシンプルな縦型洗濯機になるからです。
ただし縦型洗濯機の場合、上からの扉の開閉と専用台との干渉がネックになります。
洗濯台の高さは7段階から決めることができますが、最も高い設定でも1380ミリ。
これは洗濯機の種類によっては、扉と専用台が干渉してしまう高さです。
さらに、これ以上の高さ設定や、足元の細工による延長はできません。
もう少し高い設定があると良いのですが、残念ながらこれ以上の高さ変更はできないのです。
この絶妙な設定は、どう決まったんでしょうかね?
リンナイさんに聞いてみたいところですが、文句を言っても仕方ないので洗濯機購入の前に注意しておきましょう。
洗濯パンの有無
洗濯パンとの干渉 もう一つ重要なのが、洗濯機の下の【洗濯パン】です。
マンション等では必ず付いているアレです。
先ほどの専用台に加え、洗濯パンの高さも考慮する必要があります。
戸建て住宅では少なくなってきていますが、洗濯パンが設置されていないか確認しておきましょう。
仮に洗濯パンがない場合でも、洗濯機下の掃除などを考慮し『ふんばるマン』などの洗濯足場を採用する方も増えています。
お客さんの中で一番採用されているのは、コレ。
洗濯パンがついているのか、その高さはどのくらいなのかも合わせて検討しましょう。
洗濯パンや洗濯足場によって、排水の位置も変更になりますので、結構重要なポイントなんですね~。
物干しバーとの干渉
洗面所に物干しバーがある場合は、乾太くんを開いたときの扉と物干しバーとの干渉もチェックする必要があります。
現に僕は引き渡し間近に物干しバーと乾太くんが干渉することが発覚し、早急に上司に怒られて、急いで物干しバーの長さを変更しました。
マジかよ、俺!
先程の専用台に乗せると、乾太くんの扉は2m近い高さになり、思いっきり物干しバーと干渉します。
つくづく建物は大きさだけじゃなく、可動域も検証する必要があるな~と痛感した次第です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
『洗濯機の上だから、まぁ問題ないっしょ』
って思ってたら大間違いです。
これからを採用するご家庭は、上記3点を入念にチェックするようにしてください。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで見てくださりありがとうございます。
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それではまた次回‼︎