【お施主さんからよく聞かれる質問ランキング】の上位に食い込むこの言葉。

『ロックウールとグラスウールって何が違うんですか??』
設計士なら一度は調べるんですが、何せ名前が似すぎなので、どっちがどっちだったか忘れちゃいます。。
そこで、そのプロセスを何度も繰り返した僕が、最終的に

『こうやって覚えれば良いじゃん!!』
ってなった覚え方を伝授したいと思います。
それではさっそく行ってみましょう~!!
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キーワードは、岩とガラス
まず簡単にロックウールとグラスウールについて、おさらいです。
ロックウールあるいは岩綿(がんめん)とは玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維である
(Wikipediaより)
対して、グラスウールは
グラスウール (glasswool) とは、ガラス繊維でできた、綿状の素材である。建築物の壁・天井・床・屋根の断熱材及び吸音材として、また、空調ダクト等の配管の断熱材として広く用いられている。
(Wikipediaより)
ロックウールとグラスウールで共通部分は以下の通りです。
- 断熱性能もほぼ同じ(原理が同じだから。繊維により中に空気層をつくってて、実は空気が断熱材。)
- 虫の被害も少ない。(岩とがガラス食う虫おらんやろ。)
- 防音性能あり。(高温・低温は若干違う。)
じゃあ次は、違い&僕なりの覚え方をお伝えしていきます!!
ロックウール
上記のWikipediaをまとめると、こうです。
- ロックウールは岩を高温で溶かして、繊維状にしたものです。(岩の綿あめみたいなもん)
- 火に強いよ。(岩だから火に強い。と覚えてる。)
- 水にも強いよ。(岩だから水をはじく。と覚えてる。)(ここが残念ながらポケモンの世界と矛盾してるんだな。。)
- 低温域の吸音効果。(岩だから重い→低温。と覚えてる。)
グラスウール
次にグラスウールは、
- グラスウールはリサイクルガラスの綿あめみたいなもん。(ここはロックウールと同じ)
- 火に弱いよ。(1000度くらいでガラス溶かして作ってるからね。)
- 切断・曲げなどの加工がしやすいぜ。
- 水に弱いよ。(加工がしやすい分、濡れるとつぶれて断熱性能が落ちるんですわ。)
- 高温域の吸音効果。(ガラスだから軽そう→高温と覚えてる。)
以上です。
簡単でしょ!?
参考にしてもらえればうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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それではまた次回!!