【建築業界の働き方改革】人から催促される業務が終わったら、即帰ろう。

こんにちは。
今日は最近個人的に思うことを書いていこうと思います。


それは【残業削減】についてです。


昨今の働き方改革でさえ、僕はあまり早く帰れなくて悩んでおりました。。
やれどもやれども仕事が終わらないという感覚。


これはどうにかしないとって事で、僕が現在進行形で進めている意識改革についてお話ししたいと思います。


どちらかというとテクニック的なことよりも考え方に関する記事になりますのでご了承を。


現在下記の残業削減策を実施中

・仕事はそもそも終わらないと認識する
・不安こそが残業の原因
・催促される仕事から手を付ける【人の優劣をつける】

解説していきます。

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仕事はそもそも終わらない

上司の話を聞いていると一昔前は毎日朝4時くらいまで仕事していたと言われます。
昔の話とは言え、この事実は【建築という仕事には終わりがない】とも言えるかと思います。


もしかすると建築に限らず全ての仕事に言える事かもしれません。


今まで僕は仕事を終わらせることをメインに考えていました。


だけど、仕事ってそもそも他社との連携だったり、クライアントの同意だったりに一番時間を取られていて、自分だけで終わり切る仕事の方が少ないように感じます。
少なくとも住宅業界はそのような他者連携が大きな業務負荷になっています。


散々確認しながら慎重に進めた内容がお客さんのご意向で思いっきり変わることもあります。


よって、仕事を終わらせるというよりも、【仕事のレスポンスをしていく】と考える方が僕には合っています。


そうすると内容を決めてくれないお施主さんにもイライラすることが少なくなります。笑

不安こそが残業の原因

とにかくトラブルを出来る限り減らしたいという【漠然とした不安】こそが残業を増やしてしまう要因のように感じます。

設計という仕事は、時間があればあっただけ図面チェックは細かくなるし、悩む時間も増えます。


設計にとって悩む時間はとても重要なプロセスですが、僕のようなサラリーマン建築士にはそこまでの時間的余裕は与えられていないというのが現状です。


考える時間こそ時間と場所を選びませんので、好きな時に悩まめば良いと思います。
家でも仕事をするのか!?と思う人もいるかと思いますが、元来、仕事と生活は明確に分けられるものではありません。


だから就業時間内は不安に思う事、懸念がある事はとにかく速攻で上司に聞いてみるようにしています。


仕事は「自分で考えなければならない」と思うような正義感溢れるような方こそぜひ一度試してほしいと思います。

僕自身、【会社は社員が悩む時間にまでお金を払いたくないだろう】と考えるようになってから、割と罪悪感なく周りに相談できるようになりました。

催促される仕事から手を付ける【人の優劣をつける】


現在の僕は、悪いですが人によって優先順位を変えています。


例えばせっかちな上司とか神経質な営業マンの仕事はできる限り早めに手を付けるようにしています。


昔はこういうせっかちな態度の人が苦手で、人によって優先順位を付けないように(むしろそういう人の仕事は後回しに笑)していました。

ですが8年この仕事をして思ったのは、こういう人の仕事から進めていくと面倒な電話とかが減って結果的に仕事の精度が上がりました。


悲しいけれど、人を見て優先度を変えた方が楽でした。笑


そして仕事をするにあたって、今日の合格点はどこなのかと考えるようにしました。


この合格点を分かりやすい感覚値で検討すると、【人から催促される業務が終わった時が帰る時】だとも言いかえられます。

これは僕が個人的に感じているのですが、仕事の中で一番忙しいと感じるタイミングは【人から催促をされている時】です。
その催促されている状況こそが、最も仕事の優先順位を付けることができず、かつ前掛かりな段取りが取れず生産性が下がる結果に繋がります。

よって、人から催促されない状況を作り続けること。
これこそが仕事を効率的に進める方法であり、ひいては残業時間を減らすことに繋がると思っています。


そして催促されない状況になったら気持ちよく帰れますので、サクッと帰ってしまう方が良いと思います。


意外と残業をしていると、事務所に残っているからという理由から更なる仕事を振られたりするので、できる限り定時以降オフィスに居ないようにすると仕事そのものを減らすことができます。

まとめ


以上のように現在進行形で僕が実践している、残業削減対策について書いてみました。


業種によっても残業の原因は様々ですが、こと建築業界のハウスメーカーという仕事では上記の内容を実践すると意外と効果ありでした。


良かったら実践してみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。

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