子供部屋にテレビ線は要る⁉︎要らない⁉︎→【要らないんじゃない!?】

こんにちは。
おすけです。

さて、今回は【子供部屋にテレビ線が要るのかどうか】について解説していこうと思います。

先日打ち合わせでこのような場面に出くわました。

ご夫婦で、子供部屋にテレビ配線が必要かどうかについての議論です。

ご主人
子供部屋にはテレビ線は要るだろ!
子供が自分の部屋でテレビ見たいって言ったらどうするんだ!!
奥様
子供部屋にテレビ線なんてつけたら、子供が部屋から出てこなくなるじゃない!だからテレビ線は付けたくない!!

まぁこんなところです。

ぶっちゃけ、この仕事をしていると1年に10回は出くわしている光景ですね。。笑

ご夫婦どちらの気持ちも分かる一方で、どっちでも良いなーと思っている自分もいます。笑

ただ、今の時代の流れも考慮して、少し深堀してみたいと思います。

結論から申し上げますと、【要らないんじゃない!?】って事になります。

それでは早速行ってみましょうー!!

広告

育った環境

お互いの言っている主張としてはごもっともです。

ご主人は

・子供がテレビ見たいと思ったときに、テレビ線がなかったら見ることもできない。→選択肢がない
・後から付ける方がコストが高いんだから、新築時に付けた方が良い。

奥様は

・テレビを与えてしまうと、部屋に引きこもってしまう。
・選択肢があるとテレビを買っちゃうから、そもそも見れないようにしておきたい

という感じ。

これは、育ってきた環境の違いから生じる要望の違いです。

多くの人にとって、実家が【一般解】であるように錯覚しています。
それは僕もそうですし、だいたい皆そうです。笑

ここで「ご実家はどうだったんですか?」と聞いてみると、大体は主張どおりの設備で育ったケースが多いですね。

つまり、

自分の部屋にテレビがあった人は、テレビがない生活なんて不便極まりないですし、
自分の部屋にテレビがなかった人は、別に自分が困らなかったので、付ける必要なんてない、むしろ無い方が良いという主張になります

教育方針

この話が少々めんどくさいのが、【教育方針】にまで話が飛躍することです。

大人になると、自分の好みはある程度譲歩できるものですが、意外と教育方針は妥協できないもんです。。

どんな親も子供とコミュニケーションを取りたいので、部屋に引きこもられたら困るんですよね。笑

だから、テレビ線付けたいんだったら付けとけば!?という話にはなりにくいんですな。。

そして意外と話が白熱します。

そもそもこの議論が正しいのか

さて、仕事上の立場で言えば、


 
どちらでも良いと思います!!(八方美人)

となります。

しかし、正直に申し上げるなら断固【要らない】のスタンスです。

少し辛口になりますが、その理由について解説します。

テレビの衰退

まず、テレビに思春期のteen達を引きこもらせるほどの【力】は無いという事です。

そもそもテレビ以上にYouTubeやNetflixが人気が出てきている時点で、【テレビがあるから部屋から出てこなくなる】という図式がやや疑問です。

僕が高校生だった時からすでに、子供であろうと【1人に1携帯】の時代になっています。

テレビがあるから部屋にいるというよりも、友達とメールしたいから部屋に行くみたいな状態でした。

それが今は、携帯がスマホに代わり、メールがLINEに代わっていますから、いよいよteen達の飽くなき【面白いモノ追及】は留まることを知りません。

テレビなんて目もくれず、tiktokとかの撮影のために引きこもるんじゃないかな~と。笑

最悪追加すればよい

仮に上手く!?時代に反してテレビっ子になったとしましょう。
(ぼくもラジオがすでにビミョーだった時代に鬼リスナーでした。)

そうなると、ご主人の言う通り、テレビ線がないとテレビが見れません。。
テレビっ子にとっては拷問以外の何物でもありません。

ただ、テレビ線って案外簡単に追加できるんですよね。

職人さんには少し手間を取らせてしまいますが、それでも追加できないものではないんです。。

多くの家では子供部屋は2階にあります。

すると、勾配屋根の場合なら小屋裏に人が登れるので、配線の追加が比較的容易に出来るんです。

後から追加できるならば、テレビを見るかどうかわからない世代のためにテレビ線を付ける必要もないんじゃないかな~と思います。

結局教育だけど、好きな事を制限しちゃいけないし!

今さっき、ご主人の意見に反論したところですが、とは言え奥様の

奥様
家族の時間が無くなる!由々しき事態だ!

みたいな考えにも少し疑問なんですよね。。

子供たちのロジックは意外とシンプルだと思っています。
それは【より楽しい事により多くの時間を割く】という事。

だから、テレビによって子供たちが部屋から出てこなくなるのは、決してテレビのせいではなく、親の話がオモんないって事に尽きるような気がします。

テレビやそれに代わるメディアに家族の時間を奪われるなら、それは決して【子供部屋の設備が充実しているから】と言うワケではないと思うのです。

僕の場合、仮に親が吉田羊さんならば、毎日リビングに居ると思います。笑
その方がより楽しいと思うからです。

友達との時間が楽しいならば、その時間を最大化するし、
FFが楽しいなら、レベル上げに命かけるし、
ジャニーズが好きなら、めっちゃ歌詞を覚えるし、

まぁめっちゃ無責任ですが、好きな事やれば良いんじゃないかと!

そのくらいの選択肢は与えてあげても良いんじゃないかな~って思います。

だから子供をLDKに留まらせようとする企み自体、やや窮屈な教育方針のように感じてしまいます。

そもそもそんなに引きこもってほしくないなら、子供部屋を作らないという選択肢もありますからね!!

実際に子ども部屋がない家なんていくらでもありますからね!

一考の余地があると思います。

まとめ

少し熱くなってしまいましたが、なぜかというと、

先ほどのお施主様はこの【テレビ線つけるかどうか問題】で小1時間ほどディベートになっていたからです。笑

その時の思いがめちゃくちゃ筆を走らせたという事になります。

家づくりをしている方は、この議論は家でやっておくのが良いと思います!!

以下関連記事です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた次回!!

最新情報をチェックしよう!
広告