こんにちは。おにまめです。
先日、引き渡し済のお施主さんから質問を受けて、勉強になったので記事にしたいと思います。
【水道の休止届】についての内容です。
まず状況だけ説明すると、
・引き渡しから1年後に住まい始める予定のお施主さん
・その間、水道の基本料金を払うのはもったいない
・だから水道の休止届を出しておいた
まぁこんなところです。
さて、お施主さんからこんな電話をもらいました。
この電話を受けて、僕は死ぬほど焦らました。笑
また自分の段取りミスでとんでもない問題が発生してしまったと、問題を精査する前に自分の頬を自ら打ち、神に懺悔しましたが、(ウソ)
どうやら今回該当の市役所では休止届を出しても水は出るっぽいです。
少しまとめていきましょう!!
引渡し後、少し時間が空く場合は休止届を
水道・電気は引き渡しの前から建設会社が【開栓届】を出しているのが一般的です。
水道とか電気が使えない現場では、なかなか工事も出来ないですもんね。。
そして今回の場合は引き渡し直前に、お施主さんが期間限定の転勤になったことから【休止届】を出すことにしたのです。
今回のケースのように、引き渡し後すぐに引越しをしない場合は、
水道の休止届を出すのがオススメです。
市町村によっては、休止届を提出しても基本料金がかかる事もあるようですが、基本的には休止の間は基本料金が発生することはなくなります。
ここまでの対応はGOODです。
定期的に水を出すように
僕のいけなかったのは、打ち合わせの時に下記のようなことを話していたからです。
と、自分の知識を見せつけるかのように悠々と話していたことを、僕は完璧に覚えています。
すると、僕が
・定期的に水を流すこと
・水が出ないように、休止届を出していたこと
で思いっきり矛盾が生じておりました。
いやはや、この矛盾に気づかないとは。。
相手が2ちゃんねるのひろゆき氏だったら、思いっきり論破されていたでしょう。
休止届出しても、水は出た
僕の認識では休止届を出したら、水も流れず基本料金も発生しないものだと認識しておりましたが、実際にはそうではないようです。
冒頭での話の通り、休止届を出しても水は出ました。
(一度開栓をしたからなのか、市役所のルールによるのか分かりませんが、とりあえず今回該当の市役所では水は出ました。)
このミラクルにより、僕の矛盾点は意図せず解決されたワケでございます。
知らない事ってたくさんありますね。。
これからも日々勉強していかなくてはと感じました。
まとめ
今回のように、役所関係の事も僕たち設計士は最低限、知識として持って置く必要があると痛感しました。
水道などは市納金やら上水取出工事やら、
意外と大きな金額が必要になる項目でもあります。
直接的には我々ハウスメーカーと関係がないように思いますが、
説明の仕方によっては大きなトラブルに発展することもありえそうですね。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回!!