邪魔な電柱は移動できますよ って話

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移動できる電柱は限られている

最近立て続けに電柱の移動の手配をしたので、自分のまとめがてら紹介したいと思います。

まずは結論から。
「電柱は移動できます。ただし条件があります。」パターンは下記の通り

  • ①敷地内→敷地内
  • ②道路→敷地内
  • ③敷地内→道路   or   道路→道路

この中で①②は比較的簡単です。
③は場合によっては断られる可能性があります。もしくはできたとしても費用負担を求められる場合があります。

イメージも付きやすいと思いますが、道路内に電柱を移設すると道路交通量などから近隣クレームにつながる可能性があり得ますので、電力会社としてもできれば避けたいところです。。
道路上空は大型車両が通れるように5メートル以上電線高さを確保しないといけないというルールもありますので、電線の状況によってはどうにも確保できないことがあるのでしょう。。

ということで僕が移動した電柱も敷地内から敷地内への移動でした。
ですから、比較的スムーズに移動ができました。

移動の手順

それでは次から手順を追って、電柱の移設方法を説明していきましょ〜‼︎
ちなみに僕が住んでいる東海圏は中部電力さんになりますので、中部電力の場合で考えて下さい。でもきっと全国同じような流れになるかと思います。

①まずは電力会社に電柱を移設したい旨をお伝えします。

ホームページから電柱移設に関することという項目で電話を繋いでもらってください。指示された部署に、電柱番号や地図,移動したい場所の大まかな説明ができる資料をまとめて、FAX等で伝えます。(今時FAXってもう止めて欲しいですよね 笑)

②電力会社が現地確認を行います。

大体一週間くらいで現地を見てもらえますね。。

 ③現地確認後、電力会社から折り返しがあります。

そこで問題がなければ、立会い日等が具体的に決まっていきます。

④現地立会いを行います。

その場で電柱移設の目印となる、杭を打ってもらって立会い完了となります。

で、後日工事という流れです。 結構簡単でしょ?

注意点

ここでポイントは「施主様ではなく、業者に手配してもらうこと」です。
移動したものの、あとから問題が出ちゃうとダメですし、施主様への費用負担がない場合でも、電力会社では実際に移動で費用もかかっていますから、お互いのために慎重に移動しましょう!
以下注意すべき点です。

①水道配管との干渉
これはめっちゃ実体験。笑
工事途中で電柱移動してもらおうと思ったら、思いっきり水道配管が通ってましたね。笑
メーターも近かったので、水道配管を迂回させるしかなかったです。。悲しい。。

②工事中の場合は仮囲いを一時的に撤去必要
これは施主様には関係ありませんが、電力会社と建設会社は別会社なので、作業する時に邪魔な仮囲いがあったとしてサラッとは移動できないわけなので、工事部門との十分なすり合わせが必要ですね。

③カーポートとの関係
電柱を設置したら、そこにピッタリカーポートを設置なんてできないので、施工範囲も含めある程度離隔を取る必要があります。進入口付近の道路にあった電柱を敷地内に移動する場合は要注意です。
そもそも電柱の前にカーポートの足と水道配管が干渉して、涙を流したことがある僕が説明しているのでここは重要です。笑
この中にさらに電柱が入ってくるとなると、もうどうにもならんです。笑

話は脱線しましたが、基本的には電柱は移動できます。
できない場合もありますが、電力会社としても邪魔なものを建てている認識もあるのでしょう。笑 ある程度、前向きに検討してくれますので、一度聞いてみるのが良いかと思います。

ところで最近電柱を地中に埋めてしまう分譲地もできてきたりしていますので、そろそろ電柱&電線の時代は終わっても良いんじゃないかと云うのが僕の無責任な考えです。
全部の電柱地中に埋めたら、色々大変なんでしょうけどね。。


でも邪魔だし‼︎笑

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