要望が全然違う夫婦にどうアプローチすべきか

こんにちは。
おすけです。

先日、ご要望が全然違う夫婦と打ち合わせをしました。

いや〜稀に見る意見の食い違いっぷりでした。笑

最終的にはご夫婦で口論になり、僕が仲裁に入るというなかなかシビれる打ち合わせになったのですが、このような意見が合わないお施主さんには打ち合わせのテクニックを要します。

今回は、意見がガチンコでぶつかっているご夫婦に僕がどうアプローチしているのかを解説していきます。

結構、ハウスメーカー側の事情とか、僕のテクニック的な要素が多いお話なので、同じ建設会社側の人に向けての記事になります。

それでは早速行ってみましょうー!!

優先度を決めてもらう

まずは、意見の合っていないご夫婦に【必ず言う言葉】があります。

それは

おすけ
「全てを叶えるのは無理です。優先順位をつけましょう!」

と。

人によってはドライに聞こえるかも知れませんが、良いことばかり言ってられません。笑

営業マンが夢と家を売る仕事ならば、それを形にすることが僕たち設計士の仕事です
無責任な事は言えません。。

営業マンは

営業マン
どんな家でも出来るんですよ〜

とか言って、無理くり要望を満たしたプランを作りますが、それでは良いお家になりません。

だから敢えて、全ての要望を満たせないとはっきり言います。

その上で、【優先順位をつけること】を強調します。

多くのお施主さんが夢いっぱいで家づくりをスタートさせます。

いろいろな資料やブログを読み込んで各家庭の
・良かった部分
・後悔した部分

の知識を溜め込んできます。

それ故に、お施主さんの要望は煩雑になりすぎます。

土地や予算が違う家を参考にしすぎると、自分たちに素直になることができなくなっちゃいますよね。。

それはやりたい事が【自分たちの家づくり】とは少しズレている証拠です

僕だって、プールと家政婦付きの家を見たら、そんな生活に憧れます。笑

・家事動線なのか
・LDKの大きさなのか
・外観なのか

要望は複数あっても良いですが、まずは自分たちの大切だと思うことを決め、その優先順位をつけてもらうことが家づくりの第一歩なのです。

具体的な条件を【住まい方】に変換する

意見が食い違っているご夫婦では、【具体的な条件】から話をスタートさせてしまっています。

例えば、
・LDKは25帖必要
・LDKを長方形に
・玄関近くに洗面室を

などです。

しかし、具体的な要望の前に、どんな住まい方を望まれているかが重要です。

LDKは25帖必要→広く見えるゆったりしたLDK
・LDKを長方形に→キッチンからテレビ観たい
・玄関近くに洗面室を→子どもが帰ってきたときに手を洗わせたい

などです。

【どんな生活を送りたいのか】の共有が出来ていない打ち合わせでは、本当に話がまとまりません。泣

 ご主人
LDKは25帖は必要!
奥さん
なんで?コスト上がるし、却下で。

こんな寒々しい会話になってしまうのです。 笑

具体的な条件から理想とする住まい方を聞き出して、僕との会話を通して、間接的にご夫婦に【共通認識】を作ってもらいます。

おすけ
まずは家づくりの【共通認識】からスタートなんですな!

場所ごとに家族担当を決める

ご要望が違うご夫婦は、お互いに軸としている主張があります。

また、意思決定をするための要素(スペックや雰囲気・金額など)もそれぞれ違っていることが多いですね。。

感覚的には、ご主人(男性)の方がスペックを気にされていて、奥様(女性)が内装の雰囲気や金額から物事を決めているように思います。

その両者に優劣はなく、どちらも正しいからこそ話がまとまりません。泣

そんな時、僕は場所ごとに担当者を任命する制度にしています。

仰々しく聞こえますが、
『キッチンについては奥様で、お風呂についてはご主人で。』みたいな感じです。

これは物の選定に限らず【部屋別】でもできますし、【内外装】で分けることもできます。

とにかく互いのプライドを傷つけない程度に【立場に少しだけ優劣をつける】ような感覚です。

おすけ
決め事に対する【決定者】が決まれば、話は驚くほどまとまりやすくなるのです。

まとめ

要望が全然違う夫婦との打ち合わせでは、時間は当然長くなります。

だけど打ち合わせ時間は有限です。

家づくりでは決めることがたくさんありますので、『プランでめちゃくちゃ時間掛かったから、内装は早足で』となるのも不幸なお話。

介入しすぎてもダメですが、打ち合わせの舵取りをするのも設計者の重要な役割だと思います!

以下関連記事です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた次回!!

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