Iotという言葉が世間を賑わしております。
Iotの概念は割愛しますが、(Internet of thing)の略でして、簡単に言うと全てのモノがインターネットに繋がることを意味しています。
IoTは住宅に限らず広義の意味で使われますが、住宅におけるIoTがHEMSです。
HEMSは(ホームエネルギーマネジメントシステム)の略で家の中の電力を制御しましょうとという趣旨から誕生しました。
このHEMSという基盤を通じて家中の電気を制御できるシステムだと思って頂いければ大丈夫です。
さて、今回のテーマはそのHEMSの中でももっとコアなところにフォーカスしていきます。
「HEMSと給湯器を連携させると何ができるのか?」についてです。
僕たちも良く質問を受けるんですが、イマイチ分からない。。笑
今回せっかくなので色々調べてみたら、意外と良いね!となったため知識定着のためにもまとめておきたいと思います。
※今回はHEMSの中でも大きなシェアを保有しているパナソニックさんのAisegとパナソニックさんの給湯器との連携になります。他メーカーとの連携に関しては、事情が少し変わると思いますので要注意です。
お湯はり等をスマホからできる
エコキュートとAisegを連携すると
・お湯はり
・沸き上げ 停止/開始
・沸き増し
がスマホからできます。
あらゆるものをスマホで制御することに抵抗感を持つ方は意外と多いですが、外から湯はりができるというのは結構魅力的だと思います。
これからの寒い季節は、家に帰ってそのままお風呂に直行したいと思う方もたくさんみえるでしょう。
HEMSにはスマートフォンのアプリがあり、そのアプリから簡単に【お湯はり】が可能になっています。
さらに、家の中でもスマートスピーカーとの連動(現時点ではグーグルホームとの連携のみです。アマゾンエコーとは連携不可)で声でお風呂を沸かす事ができるようになっています。
また、【沸き上げ停止】を外出先からできるというのは意外と便利そう。
最近のエコキュートはとても賢くて、電気料金が安い深夜にお湯を作ってくれていますが、例えば長期の旅行の際はこの貯湯すら必要ではなくなります。
こういったシチュエーションでは、沸き上げ停止の設定ができるというのは魅力的です。
個人的に【沸き増し】は外からやることはなさそうなので、ぶっちゃけ要らないかなと思ってます。
AIソーラー
AIソーラーは【太陽光】と【 Aiseg】と【エコキュート】の組み合わせの時に利用できるシステムです。
繰り返しになりますが、エコキュートは夜間にお値打ちな夜間電力を利用してタンク容量MAXまで給湯しています。
Aisegと連携すると、次の日の天気予報をAisegが勝手にチェックしてもし天気がよさそうなら、夜間はタンクの途中までとして、残りは次の日の太陽光発電を利用して給湯してくれるというものです。
夜間電力が安いとは言え、太陽光発電ならゼロ円で給湯できるという事になりますから、その方が家計には嬉しいですよね。
まとめ
個人的にHEMSは現時点ではまだ発展途上だと思っています。
もう少しできることが増えないと、なかなか採用に至らないような気がしています。
今までは電力の見える化により節電意識を高める程度の利用方法でしたが、近年HEMSもどんどん進化してきて住宅設備がかなり制御できるようになってきました。
中でも家電との連携は目覚ましい成長を遂げています。
HEMSが宅配ボックスとの連携も出来るようになってきたりなど、これからもどんどん活用方法は増えていきそうな予感です。
このような便利な暮らし方が主流になってくるんですね。
日々勉強していかなくては時代に追いついていけないです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。