一級建築士に合格したときのスケジューリング【学科編】

今回は僕が一級建築士に合格したときのスケジュールについて解説してます。

一級建築士試験は、実務経験が必要ですので、多くの方が仕事をしながら勉強をしています。

最近この実務経験に関する要件が変わりました。以前は実務経験が2年必要だったのが現在では不要になっています。

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断言しますが、一級建築士試験は頭の良し悪しは関係ありません。
一年を通してしっかりとスケジューリングが出来れば、必ず合格できます。

まずは、「どの時期にどの程度まで勉強を進めていくのか」を自分の中で明確に決定することが重要です。

今回は僕のパターンを例に出して解説していきます。
スケジューリングは各自の得意・不得意により変わっていきますので、各自でカスタマイズしてください。

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まず法規から始めよ

僕は法規から勉強することをおススメしています

理由は法規は苦手に感じる人が多い分野でありながら、実は一番の得点源だからです
ご存じの通り、建築法規は法令集を持ち込めます。

法規は覚える科目ではなく、検索能力を試されている科目です。

適切に文章を読み取り、どこに書いてあるのかを調べて問題と照らし合わせるという独特の試験体系。

4択のマークシート形式なので30問×4=120問のチェックをすることになります。

早い段階で答えにたどり着くこともありますが、得点を確実なものにするためにも他の問題も一応チェックしますよね。

よって、この120問を鬼のように検索する訓練が必要となります
一度でも法規の問題をやったことがある人は分かると思いますが、法規の問題解くのって体力を削られるんですよね。超疲れます。

だからこそ、この訓練を少しずつ繰り返して行く必要があるのです。

しかも法規は、概念が分かると楽なのですが、理解するまでに時間がかかる。

こういった背景から、法規はコツコツと早い段階から進めていくのが得策です。
さらに法規は勉強すれば必ず得点が上がりますから、資格学校での中間試験などでも得点が上がりモチベーションを保つことができます。

教科書で勉強しない 【教科書は答えを調べるためのもの】

これは僕がやってしまって後悔した内容です。

僕は最初、教科書を最初から1ページずつ勉強し始めるというおバカさんをしていました。
自分の結構真面目な性格が仇となり、多くの時間を無駄にしました。

そもそも資格学校の教科書は、絶対試験に出ないところまで網羅して書かれています。

だから教科書で勉強するのは、愚の骨頂。
絶対にやってはダメですね。。

とにかく分からなくてもいいから、問題集を解き始める事が大切です
そして問題集の答えから勉強を進めるイメージです。

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教科書をベースに勉強を進めるワケではなく、問題集の答えをベースに進めていきます。


すると良く出る問題が自ずと分かってきますので、その時にやっと問題の重要度【頻出度】が分かります。
問題の重要度が分かった時に、はじめて教科書を参照するというスタイルで良いと思います。

残念ながら、一級建築士試験の勉強が仕事に役立つことはほとんどありません。笑
ゲームだと思って効率的に勉強を進めてゆくほうが、人生にとってはプラスになるのではないかと思います。

4月までに問題集を一周する 【最終的には3周が理想】

僕は最終的には、問題集を大体2周半ほどして本試験に臨みました

正直、先述した【教科書を一から勉強期間】があったのでちょっと失敗しています。

問題集を3周出来たらもう合格レベルなんじゃないかな』っというのが、僕の感覚です。

7月に試験なので、4月頃までに学習を一通り終わらせておくことが肝要です。
それ以降はとにかく問題集をガンガン解いていけば良いと思います。

2周目以降は1度解いた問題なので、それまでの2倍くらいのスピードで勉強が進んでいきます。
このくらいになると割と勉強が苦じゃなくなりますね。

この時期まではインプットが多かったのですが、これ以降は知識の定着がメインです。
ざっくりした記憶を根付かせる事ができれば、安心して本試験に臨めます。

まとめ

以上、僕が一級建築士に合格できた時のスケジューリングでした。

繰り返しになりますが、建築士試験はスケジュールが大切。
頭の良し悪しではないですからね!

皆さんの合格を祈願しています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。

こちらは一級建築士の勉強を始める前に見てほしい記事です。

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