【体験談】建築士製図試験に落ちた時に立ち直る方法

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はじめに

こんにちは。おにまめです。

今回は資格試験で不合格になってしまった方のための記事です。

僕が実際に落ちた時に、【立ち直った方法】について解説していきます。

メチャクチャ個人的な話になりますが、一人でも勇気づけられる方がいれば幸いです。

僕は二級建築士に1回。一級建築士に2回落ちています。

二級建築士の時は試験を超ナメてて、落ちるなんて気などさらさら無し。

おにまめ

「自分ご褒美どうしようかな~」

とか言いながら受かる気満々でした。
そしたら、普通に落ちていたので恥ずかしさと意外性で心底落ち込みました。。

一度でも建築士試験に落ちた方なら分かると思いますが、
プライベートのほとんどを捧げて本気で勉強したあの日々がもう一年続くのか。。と思うと【絶望】に似た感覚に陥ります。

正直、もう一年この生活を続けるのは精神的に無理だと、弱音を吐いてしまう気持ちも分かります。

しかし、どんな結果であれ、
僕たちは結果を受け止め、次に生かすこと以外に道はないんですよね。

当分はブルーな気持ちになっても良いと思います。
無理にカラ元気を出すのも難しいでしょう。。
だけどその悔しいという気持ちは、自分が本気を出した証でもあります。

胸を張って、来年に臨みましょう!!

それでは早速行ってみましょう~!!

当時の日記

僕は普段から、日記的なものを書くようにしています。
日記とは言っても、

おにまめ

「あまねく生物に感謝。」

みたいなスピリチュアルな感じの類ではなくて、
起こった出来事とか、思った事とかをダラダラを書き溜めているような感じです。

自分の感情とか感動はいつか薄れていくものなので、その時の自分がどんな心境だったのかを書くようにしています。

僕がちょうど二級建築士に落ちた時に書いた日記が出てきました。(初めて役に立ちました。笑)
感情爆発していて、言葉がちょっとおかしいですが、少しご紹介。

2012/12/6(木)
二級落ちた。
ものすごい悩んだ。
○○(同期)は受かって、○○(別の同期)は受かって、自分が考えていた最も悪い結末。。

でも今自分が試されているとき!!
今どう思うのか?それが一番大事。
腐ってしまうのか。歯食いしばって頑張るのか。

自分には「おっちょこちょい」が多い。
二級も何かわからないけど「何か」をしたから落ちた。
この一年でその悪い習慣・クセを直せ。
修行のとき。
一年目で一級受かる!!

ということが書いてありました。
ちょっと言葉はヘンテコですが、当時の僕は事実を受け止め、意外と前向きに考えていました。

ちなみに、『一級建築士は一年目(つまり一回目)で一級受かる!!』と豪語していますが、冒頭の通り2回落ちています。

おにまめ

8年ぶりくらいに見直しましたが、愛くるしいほどダサいです。笑

2012年の僕が相変わらずダサくて安心しました。

まぁとにかく何が言いたいかと言うと、
建築士の製図試験は【なんで落ちたのか】が分かりづらいですが、【理由なくして不合格はない】ということ。

減点方式ですから、何らかの【やらかし】があって落ちたワケなので、日頃から注意してそういった見落としを防げるような訓練をしていきましょう!!

資質を測る試験

建築士試験(特に製図試験)はぶっちゃけ
・実務とほとんど関係がないし、
・問題文の言い回しが曖昧で、色んな捉え方ができそうだし、
・良く分からないところで、すんごい減点してくるし、

受験生

こんな試験で、どうやって建築士にすべきかどうか選別できるんや!!

と試験制度そのものにムカついてしまうこともあるでしょう。。
(少なくとも僕はめっちゃ思いました。)

不合格通知見た後に、

おにまめ

そもそも何で手描きなん!?
今の主戦場CADやし!

って思ってましたから。笑

ですが見方を変えれば、建築士試験は【建築士の資質をはかる試験】だと言い変えることもできると思います。

何をもって【建築士の資質】とするかは人それぞれ違うでしょうが、少なくとも試験側は【法を理解し、安全で快適な、漏れのない図面を描く人】を建築士にふさわしいと考えているようです。

この考え方が正しいかどうかは置いておいて、試験側が求めている建築士像を理解しておいて損はないと思います。
そのハードルに対して自分の力が不足していたと考えれば、割とすんなり自分を納得させることができます。

何か試験落ちたら、「俺って向いてないかも!?」と全否定の気持ちがよぎってしまうのですが、そうじゃなくて評価ポイントに対して提出した図面が不足していたと考えれば、心のダメージも少なくできます。

結局、闘う奴が正義

僕が試験に落ちた時とか、翌年の試験の前によく聞いていたのが、中島みゆきさんの『ファイト!』という歌です。
当時の僕にはめっちゃ刺さりました。

『ファイト!闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう

という一文です。

試験に落ちると(特に複数回)自分の自尊心がズタズタになりますよね。。

おにまめ

「えっ!? こんなにやったのに、この結果ですか?」

みたいな。

おにまめ

「この数か月なんだったの!?」

みたいな。

僕なんて、試験勉強しすぎて当時の彼女からフラれていますからね。笑

冒頭でもお伝えしたように、僕は結果に対して最初は落ち込んでも良いと思います。
だけど僕の周りを見ても、その瞬間に糸が切れたように頑張れなくなっちゃう人が結構いるんです。

不合格を受けて勉強や努力がアホらしく感じてしまう事もあるでしょう。

だけど、結局いろいろひっくるめても僕は【闘っている奴が正義】だと思います。
・仮にカド番で落ちたとしても、
・自分のプライドが崩れ去っても、
・周りの人間が全員受かったとしても、

それでも闘い続けた人が正義です。

昔から僕の中で、持論にしている言葉があります。

良い結果を出せなかったことがカッコ悪いのではなく、本気を出さないことが一番カッコ悪い。

おにまめ辞典

誰かから言われたワケではなく、いつしか自分の中でポリシーにしていた言葉です。

僕が人よりも上手くいかなかった経験が多いからこそ、自然と出てきたポリシーです。
自分自身もこの言葉に何度も助けられてきました。

負けずに本気で頑張りましょう!!
きっと良い未来が待っているはずです。

まとめ

最後はこのブログのコンセプトにふさわしくない、ポジティブな締め方になってしまいました。

まぁでも僕も建築士試験に結構落ちた人間なので、今回落ちてしまった人に勇気を与えられるかなと思って、記事にしました。
参考にして頂けたら幸いです。

以下学科試験についての関連記事です。
一級建築士試験の勉強を始める前にやっておくべき事をまとめました。

僕のちょっと変わった一級建築士勉強法を解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた次回!!

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