こんにちは。おにまめです。
ハウスメーカー設計士として働き始めて9年が経とうとしています。
最近では仕事にも慣れ(遅いけど)、仕事が楽しいと感じる場面も増えてきました。
以前の僕は
・現場はトラブルまみれ
・仕事での人間関係も上手くいかない
・お施主さんとの打ち合わせは超億劫
と言う状態でした。
もう仕事が嫌で嫌で嫌で。。。
いや、本当に嫌で。笑
だけどそんな感覚も歳を重ねるごとに変わってきています。
そんなちょっとずつ仕事のイヤイヤ期を卒業しつつある僕が、最近強く感じる事があります。
それは仕事が楽しくなるまでに結構時間がかかるという事。
そして仕事が出来る様になってくると、仕事上の他の問題も解決してくるという事。
仕事が辛いと思っている人に届けば良いなと思います。
とはいえ、【嫌な仕事でも我慢してやれ‼︎】みたいなストイックな話ではなく、あくまで1人の事例として読んでもらえたらと思います。
それでは早速行ってみましょうー!!
わかっちゃいるけど、できない!!
当たり前ですが仕事を覚える事と、一人前に仕事をこなせるようになる事は大きく違います。
特に建築という分野では最初に教えてもらえる事なんて、仕事の進め方くらいだと思います。
なぜなら建築は正しい答えがある分野ではないからです。
先輩達も、確固たる建築論など現在進行系で探し中なのだからしょうがないですよね。。
だから仕事を覚えたとしても、それが出来るようになるまでには時間がかかります。
不器用タイプの僕は、【頭でわかっている事ができない】という状況がながく続きました。
・打合せを終えないといけないけど、お施主さんを説得できない
・納まると思って描いた図面でめっちゃトラブル
・何気なく言った一言でお施主さんを怒らせちゃう
とかです。
一度普通に打ち合わせしていたら、お施主さんから【ダルそうで、やる気のない態度だった】とアンケートに書かれたこともあります。笑
その日は、いつにも増してやる気に満ちていた日です。。
えっ⁉︎ めっちゃやる気あったけど!笑
笑顔で接客しないといけないのは当たり前の事ですが、それすら実践出来ていなかったのです。。
頭でわかっている事を体現するまでには、思った以上に時差がある事を僕は経験的に理解しました。
知識がないと、できる事が少ない
知識がない状態というのは、建築に対する解決策が非常に少ない状態です。
仮に2つの要望があった時に、【一方は満たせるけど、もう一方とは両立できない】という場面に結構出くわします。
そんな時、昔の僕ならば
いや、無理なんだけど‼︎
どうやれって言うの⁉︎
と半ば逆ギレの精神で仕事をしておりました。笑
(なるほど。。この気持ちが伝わってダルそうだと思われたのでしょう。。笑)
だけど要望を叶えられない状態の多くは、【自分の知識不足】が原因です。
多くの物件を見たり、納まりや素材の勉強をしていく事で、解決できる手札が少しずつ増えてきます。
するとどちらも満たせる案が意外とあるものです。
これはプランニングに限らず
・仕事の質と量のバランスが取れるようになったり、
・残業時間内で仕事をこなせるようになったり、
・バレない作り笑いができるようになったり、笑
少しずつできないと思っていた複数の事を、【知識】の手を借りてできるようになってくるのです。
知識をつける事は、解決策を多く蓄えることであり、結果として仕事が楽しくなってくるのです。
学ぶが勝ちだぞぇ。
仕事ができなければ、良い人間関係など作れるはずがない
現場で失敗して、職人さんや現場監督・営業マンから嫌味を言われた時、
こんなに下手に出てるのに、嫌味ばかり言われる。
ウチの会社には性格悪いヤツしか居ないぜ。。
と思っていました。
嫌味を言われるのは、周りの人の性格が悪いからだと思っていたのです。
つまり僕は【仕事と人間関係は別物】だと思っていました。
だけど今は考えが変わりました。
それは【良い仕事が出来なければ、良い人間関係など作れるハズがない】という事。
・説明が悪いと言われたり
・図面が親切じゃないと言われたり
納得いかない事もたくさんありますが、それは全て現場が上手く進んでいれば言われなかった小言です。
良い仕事と言っても、そんなにハードルの高いことではなくて、要は【自分の仕事が原因で、他人の仕事を増やさないという事】。
現に僕は昔よりも気を使わなくても、人間関係が上手くいくようになりました。
会社の人と良い人間関係を作るには、話し方や配慮・気遣いよりもまず仕事で人に迷惑をかけない事が最優先なのです‼︎
まとめ
あんなに嫌だった仕事が、ちょっとずつ嫌でなくなり、次第に人間関係も良くなり始め、仕事自体が楽しいと思う場面が増えてくる。
歯車が噛み合い始めるとは、まさにこの事だと感じています。
会社の人間関係で悩んでいる人は、意外と自分の仕事で人に迷惑をかけている場面があるかも知れません。
一度、自分の仕事を見直してみましょう‼︎
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回!!