はじめに
こんにちは。おにまめです。
今回は【一級建築士の勉強は問題集9割で良い】というテーマで解説していきたいと思います。
僕が、
あいちゃ~。コレもっと早く気づけば良かったぞぃ~!
と後悔している点です。
これから一級建築士試験を勉強する人はぜひ参考にしてください。
教科書と問題集の使い分けについても解説していきたいと思います。
それでは早速行ってみましょう~!!
教科書はインプット、問題集はアウトプット
まず知識を定着させるには、どのように勉強すれば効率的なのでしょうか?
結論からいうと、人は【アウトプットした(使った)もの】ほど【大事なもの】だと判断して、長期間記憶できるようになっています。
つまり、
インプットだけでは長期記憶には保存されにくく、アウトプットこそが重要なのです。
試験勉強においては、教科書がインプット・問題集がアウトプットにあたります。
では、資格試験で必要な勉強法はどういったものでしょうか?
それは【検索演習】です。
【検索演習】とは特定の問題に対して、頭からすばやく情報を取り出す訓練のようなもの。
つまり、
問題集(アウトプット)を使った検索演習(繰り返す訓練)が効率が良い勉強法だと判断できるのです。
訓練ですから、そこに地頭の良さは関係ありません。
正しく訓練をすれば、誰もが素早く正しい答えを導けるようになるのです。
問題集の使い方
一級建築士試験の問題は
【複数の記述から、正しいものor間違っているものをひとつ選びなさい】
という形で問われます。
この問題の答え方には、2つのアプローチがあります。
『4問の中から間違っているものを選びなさい』という問題であれば、
①1つの間違っているもの、か
②3つの正しいもの
を探せば、答えられるということです。
要するに、わからない問題があったとしても、他の選択肢から外堀を埋めるように答えにたどり着くことができるのです。
そのために勉強期間中は、すべての設問に何が正しいのか?もしくは何が間違っているのか? を明確に答えられるようにする訓練が必要です。
ですから、大問1つを解くために、4問の【正誤とその理由】を調べる必要があるのです。
そして、4分の1が間違ってるということは、問題文のうち3つは正しい記述が書かれていることです。
つまり、
問題集をきちんとやれば、問題に出やすい項目の正しい記述を学ぶことができるのです。
問題集でインプットも十分できるがな!
ですから、問題集を丁寧にやれば、自然と知識は深まります。
教科書をまとめるより、遥かに早くて実践的なのです。
これこそ僕が、一級建築士試験は【問題集が9割】と主張している理由です。
当時僕が勉強していたときは、こんな感じで問題集の解説文に加筆していました。
目安としては問題集を3~4周ほどやれば、試験勉強としては十分すぎるくらいだと思います。
教科書の使い方
では教科書が不要かといえば、そうではありません。
それは問題集を解いたあと、【類似の問題】や【周辺知識】を補うときに使います。
例えば、
たわみの公式で【単純梁】の公式が出たら、【片持ち梁】の公式はどうなっているのか?
などの類似・周辺知識は、教科書のほうがわかりやすくまとめられています。
そして教科書の良いところは、【すぐ読めること】です。
問題集はある程度まとまった時間が必要ですが、教科書なら数秒でざっと読むことができます。
朝勉強したポイントをevernoteにスキャンしておいて、休み時間やトイレのときに、サクッと読んでいました。
時間でいえば、10秒や20秒程度だと思いますが、教科書の見開きくらいなら十分目を通すことができ、復習の頻度を高く保つことができます。
頻度を高く保つことこそが勉強の鉄則なので、その点は教科書が優れている点です。
まとめ
繰り返しですが、問題集と教科書は9:1で良いです。
教科書での学習は効率が悪いですし、一級建築士試験は教科書の隅を突くようなイジワルな問題はほとんど出ません。
それよりも、みんなが当たり前に得点しているポイントを落とさないことが重要なのです。
効率的に勉強をして、早期に合格できるようにしましょう!
勉強法に関しては、この本を結構参考になると思います。
以下関連記事です。
僕が学科合格したときのスケジューリングについて解説しています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回!!