優秀なハウスメーカー設計者の【3つの特徴】

こんにちは。
おすけです。(@osukeb

今回は、僕の身近にいる【優秀なハウスメーカー設計者の特徴】について解説していきます。

優秀といっても、設計者の中にはいろんなタイプの優秀な人がいます。

今回紹介する特徴は、ひとりの設計者が全てを兼ね備えているわけではなく、
僕が『この人すげえな。。』って思う複数の人の要素を抽出したものです。

これからハウスメーカーで活躍したいと思っている若手設計者の参考になればいいな~と思います。

おすけ
それでは早速行ってみましょう~!!

こだわりポイントが明確

まずは、こだわるポイントが明確ということです。

そして、日ごろからこだわるポイントを現場に伝えているので、現場もそのポイントを熟知しています。

これはハウスメーカーならではの特徴だと思います。

ハウスメーカーの仕事は一般建築と違い、基本的には施工業者が固定されています。
(一般建築は、物件ごとに施工業者を探しますよね。)

よって、設計者の強いこだわりを施工業者も理解しており、その二人三脚のスムーズさが物件の精度に反映されます。

重要なことは、日ごろから現場とコミニケーションを取り、こだわるポイントを明確に伝えているということです。

これにより施工業者は設計者を見ただけで、良い意味で緊張感を持ち、細かい納まりや精度の高い仕事をしてくれます。

ハウスメーカーという特性上、標準的な工法を好む大工さんが多いのも事実ですが、日頃から【絶対に曲げないポイント】を示すことで、こだわるポイントが明確化されており、結果的に良い現場になるのです。

おすけ
現場に対して、厳格な態度で仕事をしているということなんですね~。

そして、こだわりポイントの伝え方は人それぞれ。
・図面にめちゃくちゃ書く人もいれば、
・現場に行って直接、職人に伝える人もいます。
とにかく伝える能力が高いです。

説明の不足がないように、何が何でも伝えきる。
間違った解釈が起こらないようなコミニケーションをとっています。

これら現場とのコミュニケーションにより、おのずと現場に行く機会は増え、現場の知識も増えていきます。

現場に行くのは、出来上がった完成度を見るというより、現場の流れや素材などの知識獲得のために行っているような印象です。

お施主さんの要望や、家そのものを俯瞰で見ている

つぎに、お施主さんの要望や、家そのものを【俯瞰】で見ています。

ビジネス本では、【客観的】とか【メタ認知】のような言葉で表現されますが、僕はどちらかと言うと、【遠くから見ている】という感覚に近い気がします。

お施主の具体的な要望をそのまま形にするのではなく、一歩引いた目線で設計者によって再解釈する余地をつくっているということです。

これを意図的に、かつ時間をかけて実践しています。

例えば、
大きなLDKがほしいという要望に対して、

優秀な設計
『LDKがほしいのではなく、みんなで集まってパーティしたいのでは?』
優秀な設計
『だったら逆に家を小さくして、大きなまとまった庭のほうが良いのでは?』

といった思考をしています。

お施主さんは、家にいろんな憧れを詰め込もうとする傾向にありますが、それを正しく俯瞰で見て必要なものだけを整理していきます。

資金・法規・要望など多くの条件がある住宅設計で、すべての夢を叶える事はできません。

良い設計者は、本当にお施主さんが必要なものだけを選び、プランに反映させます。
表面的には、お施主さんの要望を反映させないことすらあります。
ですが、なぜ反映させないのか(必要ないのか)を、恐れずはっきりとお施主さんに伝えています。

結果的に、多くの要望を満たしていないプランができるわけですが、プラン提示後、お施主さんが大変喜んでいるのを何度も見たことがあります。

結局は、【お施主さんの家をお施主さん以上に考えているかどうか】

この努力をナチュラルにできる人たちが優秀なのだと思います。

またお施主さんに対してだけでなく、家も遠くから見ています。

物理的に遠くから見る行為は、家の【佇まい】や【品格】を整えるためにとても重要です。
主張しすぎず、それでいて整ったファサードを常に意識しています。

さらにプロジェクトとしても俯瞰で見ています。

優秀な設計
『この人は断熱性能が良い家がほしいんだな~』

とか

若いご夫婦なら、

優秀な設計
『お友達を読んで、おしゃれな家だと褒めてもらいたいんだな~』

とか

要望も見栄も含めて『今回の家づくりってここがポイントだよね!?』ってことを意識しています。

細かいところが気になる

優秀な設計者は、とにかくきちんとしています。

きちんとしているという表現は非常に曖昧ですが、【細かいところが気になっちゃう性格】と言えばいいでしょうか。

日常的な書類や、整理整頓はもとより、 プランに対する廊下幅とか、階段の大きさとかのスケール感をかなり気にして見ています。

間取りのちょっとしたクランクや動線の不自然さなども、気になったら間取りを変えてでも修正する、そんな心構えの方が多いです。

ブラッシュアップというよりも、プランをずっと吟味しているカンジです。

お施主さんの要望を満たした間取りは無数にできますが、
より使いやすく、より気持ちの良い間取りを探す努力を怠っていません。

こういった最後のひと押し、ひと工夫を惜しまないのが、優秀な設計者の特徴です。

なので若手設計者は、優秀な設計者に自分の物件を見てもらうことをオススメします。

自分では見つからなかった細かい点を指摘してもらえたり、より大きな目線でプロジェクトを評価してもらえます。

おすけ
いわゆる、虫の目と鳥の目ですね。

若手設計者は、自信がなくても、ぜひ自分が優秀だと思う設計者を自分の現場に連れていきましょう。

呼ばれて嫌がる設計者はいないと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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それではまた次回!!

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