【ハウスメーカー設計のリアルな日常】ミスが立て続けに4件続いた日の話

こんにちは。おにまめです。

今日はとてもトラブルが多かった日でした
仕事ってなかなかうまくは行かないものですね。。

今日は大きく5つの壁にぶつかりました。

・タイルの目地指示間違えた
・最終金額に関する指摘
・水屋の開戸と落とし掛けの干渉
・カップボードの長さ説明ミス

まぁ他にも小さいことは色々ありましたが、上記の内容がかなりパンチ効いていたのでまとめます。

でも、そんな最中一つだけいいことがありました。

おにまめ

紛失していたキーケースが出てきました。笑

人生プラマイゼロですね。

こんなに多くのトラブルが一日に集中するのは激レアなのでブログにして思い出にします 。

大変でしたが、元気に記事にしていきます。
それでは早速いってみましょう~!!

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タイルの目地間違えた

目地には大きく【芋目地】と【馬目地】があります。

タイル目地を通すのが【芋目地】で、互い違いにするのが【馬目地】です。

建築業界であるあるの間違いなんですが、この目地の指示を間違えてしまったんですね~。

タイルをほぼすべて張り替えるので、実は笑い事じゃないくらい大きなトラブルなのですが、このブログの中だけでは笑わせてください。

おにまめ

ぶはははは。

監督からの【どうするんだ攻撃】で完全に震えました。

※【どうするんだ攻撃】は僕が作った造語です。
なおウィキペディアには載っていません。現場ができた後に問題が発生した場合、監督から工期やら金額やらを理由にどうするんだ(どうしてくれるんだ)と凄まれる攻撃です。

そもそも展開図にちゃんとタイル割り描いていなかったのが原因ですね。

これからはちゃんと詳細図描くようにします。

最終金額に対する交渉

経緯は家具工事の一部を取りやめたいという要望を受けたので、製作をキャンセル。
一部すでに部材を取り寄せてしまっていたので、全額返金は出来ないとお伝えしていました。

お施主への最終金額の受注をしに行きましたが、その場で価格交渉を受けてしまいました。

お施主さん

値引きして。

おにまめ

で、できないです。。(ていうかもう書類できてる。)

こんな押し問答を玄関先で数十分。
ハードな交渉の結果、ガッツリ交渉に破れ、負け犬のように事務所に帰りました。笑

世間一般のイメージでは建設業は値引きが聞きやすいと思われていますが大手ハウスメーカーは、良くも悪くもどんぶり勘定ができません。

こういう時に口下手なのは致命的ですよね。

水屋の開き戸と落とし掛けの干渉

このたび、本格的なお茶室を作ったのですが、水屋に開き戸をつけました。

水屋の納まりやら金額やらに意識が行ってしまい、扉が開いた時のことを全然イメージ出来ていませんでした。。

これは大工さんがファインプレーで気づいて下さったので、何とか工事前に変更できました。
まぁ大工さんからは叱られましたが、まだこれはセーフ。

カップボードの長さ説明ミス

これは些細な内容ですが、なかなかパンチありました。

先日僕が研修を受けていた時、施主様から電話がかかってきました。
どうやらキッチンショールームに行っているときに分からないことがあったようです。

カップボードが図面では2100mmで記載されているけど1950mmにしようか悩んでいるという内容。
iPadで図面見ながら説明していたら、ヤバイことに気づきました。

カップボード2100mmって書いているけど、実際の寸法1600mmくらいしか取れてなさそう。。

一気に血の気が引きました。
お施主さんに

おにまめ

 『間違えてました』

と伝えた時の反応が

「え~っ!!」

みたいな笑

そりゃそうですよね。

2100mか1950mmかで悩んでたのに、1600mmしか入らないんだもん。
これは電話でも謝罪して、本日の打ち合わせでも謝罪して、何とかお許しを頂けました。。

お施主様が優しい方で本当に良かった。。

まとめ

このように住宅設計は色々と問題はつきものです。

自分で巻いた負の種の大収穫祭になりました。反省です。

設計は難しい。。だからこそ面白いということもあります。

しかし、結論。
問題は無い方が良い!

以上です。

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