こんにちは。おにまめです。
今日は『ハウスメーカーの設計力ってどんなもん⁈』ってことについて解説していきたいと思います。
それでは早速行ってみましょう〜!!
優秀な学生さんはハウスメーカーを選ばなかった!?
建築業界人なら肌感覚でわかると思いますが、建築学生はハウスメーカー設計にあまり行きたがりませんね。。
優秀な学生さんほど【ハウスメーカーを選ばない】と言ったほうが正しいかもしれません。
建築学生の中では、
組織設計>アトリエ系事務所>ゼネコン設計部>ハウスメーカー設計
といった感じでしょうか。(めっちゃ偏見あり)
人によって優劣はありますけど、とにかくハウスメーカー設計は最後尾くらいの立ち位置だと思います。笑
僕自身、ハウスメーカーに就職すると大学教授に言ったところ、
と言われた記憶があります。
大学教授もハウスメーカー設計は、【設計職】としてあまり魅力的に感じていないように思います。
これは大学教授の昔ながらのイメージからハウスメーカーを判断しているのだと思います。
今ではかなりハウスメーカーの様子も変わってきていますので、その点についても説明していきたいと思います。
お決まりのパターンばかり⁈
【ハウスメーカー】のイメージと言えば、お決まりのパターンを量産するような、決してクリエイティブとは言えない職業だと思われています。
それに関しては、【半分本当で、半分間違い】って感じです。
パッケージのような住宅を作ることもありますが、中には設計力を大いに試される物件もあります。
上記のような特徴から、建築学生にはハウスメーカーの立ち位置が低いんじゃないかなぁと感じている次第です。
やっぱり毎回違った建物建てたいもんね!
ハウスメーカーの設計力について
それでは本題ですが、個人的にはハウスメーカー設計者の設計力は【十分に高い】と思います。
現に、ハウスメーカーを退職してから自分で設計事務所を開く人もたくさんいますし、
設計力は個人差にもよりますが、十分に世間でも通用するレベルにあると思います。
個人宅はあまり広告等にも出ないので認知度は低いですが、一般建築にも見劣りしない素敵な家もたくさんあります。
ただ間違ってほしくないのは、これらの【良い住宅】は決して住宅展示場ではないということです。
街中にある住宅展示場は企業としての宣伝広告みたいなもの。
僕も展示場設計をしたことがあるのでわかりますが、展示場にはこれから売り出したい新規要素を盛り盛りに入れてまして、、、
まぁ何というか【モリモリ】な感じです。笑
あとハウスメーカー設計者の特徴が【平面的な間取り構成が上手い】ってことです。。
ある建築家の先生とお話しをしていてわかったのですが、
軒高が決められているハウスメーカーでは断面構成を考えるのがあまり得意ではない代わりに、平面構成がとても上手いそうです。
良いのか悪いのかわかりませんが、この点もハウスメーカー設計者の特徴だと思います。
先ほどの著名な建築家の先生が、
って言ってたのがずっと頭に残っていて、自分のことでは無いことは百も承知ですが、勝手に自信にしています。笑
まとめ
ハウスメーカーの設計力はどんどん伸びてきている印象です。
建築雑誌にハウスメーカーの住宅が取り上げられるのも時間の問題な気がしています。
昔のコテコテの量産型住宅ではなくなって来ているので、就活生はぜひハウスメーカーにお越し下さい。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回!