ハウスメーカー設計 【勝手にFAQ】

はじめに

ハウスメーカーには毎年多くの設計社員が入社します。
営業はもっと多いですけどね。
大体設計に対して営業は3倍くらいの人数が入社します。
←これ絶対辞めること想定してるよね。笑


僕は紆余曲折あってハウスメーカーに入社した立場ですが、ハウスメーカー設計というのは就活生にはとても人気があるんですよね。


以前、ある建築家が講演会の中で「優秀な人材がゼネコンや組織設計事務所、ハウスメーカーなどに就職してしまってアトリエ系事務所に入ることが少なくなってきた」とおっしゃっていました。


僕の周りのアトリエ系に勤めている人も居ますが、待遇面に大きな違いがあるようです。


何だか、以前見た新聞記事では新入社員のモチベーションは「安定」だそうですね。
ということで大手ハウスメーカーの人気が出てきているのかな!? 笑
これからの時代では安定なんてどこの会社にもないでしょうけどね。。


さて、僕がこの立場にいると良く質問を受けます。
大学の後輩だったり、親経由で近所の就職控えている息子さんだったり、インターン生だったり。。


ここで僕が思ったのは結構質問受ける内容似てるな~って。
みんな同じようなことが不安なんだろうと思います。


ですから今回は、僕が勝手にハウスメーカー設計を代表して【勝手にFAQ 】を作ってしまおうと思います。
尚、ハウスメーカーは大小たくさんありますから、僕の会社ではってカンジで読んでもらえると幸いです。


さて、前置きが長くなりました!!行きましょう!

FQA

一回でどのくらいの物件の物件を担当するの?
契約後のお客様で大体7~8件くらい。
契約前・着工中も合わせると15~20件くらいです。

この質問が一番多いですね!
皆さん「忙しさ」とか「施主に対する関わり度」が気になっているのかと。。


正直言うと、これだけの物件を同時にこなしていたら一物件当たりに割けるマインドも自ずと少なくなってしまいますね。。


全ての打ち合わせに参加することも難しいです。
営業と設計とインテリアコーディネーターが、連携しながら打ち合わせを進めていく感じ。

スピード感を持って家づくりをやっている感覚は否めませんね。


逆に僕たちハウスメーカー設計は早く打ち合わせを終わらせるスキルを磨きます。
こちらの記事でまとめていますので、良かったら、覗いてみて下さい。

【設計士向け】設計打ち合わせを少なくするには?
打ち合わせ期間はどのくらい?
大体契約から最終決定まで2か月~3か月くらいです。

良いも悪くも、手離れが早いのがハウスメーカーの特徴ですね。


基本はこのくらいだけど、もちろん1年とかガッツリ打ち合わせすることもありますよ。
なので、お客さん次第ではありますが大体はこのくらいのスパンで打ち合わせします。


これは先日知ったのですが、一般建築では【設計契約】と【請負契約】が別々らしいですね。


ハウスメーカーは両契約を同時に行いますので、設計契約をしたと同時に工程が決まります。
その工程をズラさないように、ひたすら走るのみ!!笑

どんな人が設計に向いている?
言葉上手で、コミュニケーションがとれて、スケジューリングができる人

めっちゃ個人的意見ですが、設計能力は特別必要ありません。
もちろん、社内で設計者として上を目指したければ設計力は必要ですが、それよりもまず先にこれ。
ハウスメーカーに限らず、どの職種でも一緒でしょうけどね。


まずは言葉上手な人。
僕たち設計は営業・現場監督・コーディネーター・職人さんに指示を出す司令塔的役割です。


そんな中、言葉のチョイスがダメな奴はまず舐められますね。。笑
上手く動いてもらえないと自分でやることが増えすぎて、全く仕事が進みません。


更に僕たちの打ち合わせは、意見を出し合う打ち合わせというより、「お客さんに納得してもらうという作業を繰り返す」ような打合わせです。
言葉巧みである人はおのずと打合せも短くなって、イージーモードです。


あと、ここで言うコミュニケーションは外向性みたいなものとは別です。
嫌なこと・言いにくいことをきちっと伝えられるか。
さっきの項目と合わせて、お客さんに嫌な思いをさせずにという条件付きです。


建築工事は打ち合わせする内容が多すぎて、言った言わないの話は日常茶飯事。
ぶっちゃけ、こっちは物件多すぎて何言ったか覚えてない。。笑


そんな時に耳障りのいい言葉ばかり言っている人は足元をすくわれますね。


打合せが1.2週間に1回ずつあって、それが7~8件くらい同時並行で動いています。
打ち合わせばかりでは図面が仕上がらないし、打合せが少ないと後でトラブルになるしで、そのあたりのバランスはうまく人に動いてもらえるスキルが大事かなと。

どのくらいの制約がある?
ぶっちゃけ自分の中でどれだけやるか。
覚悟があれば制限はかなり少ないと思います。

ハウスメーカーには基本的には制約があります

  • 会社としての性能を担保するため
  • クレーム等の不満を最小限に抑えるため
  • 過去採用した物件のアンケートが悪いから

などなどあるので、仕方がないことです。

逆を言えば、社内基準範囲内で起こった問題点は、設計者ではなく会社としての問題ですので、ある意味この基準が僕たちを守ってくれます。


しかし社内規格の多いハウスメーカーでも、自社基準の最低ラインを下回らなければ特注可能です。
例えば、「この形状にする場合、こんな形状の部材を自社では作成できないので不可」みたいなことが多くあります。


そんな時は自分で断面考えて、特注部材を板金屋に作ってもらえれば全然対応できます。
理由を自分で考えれば、性能を著しく下げてしまうような特注でなければほとんど大丈夫ですね。


自ずと仕事のハードルも上がりますが、自分の気持ち次第でどうにでもなりますね。

何時に帰ってる?
人によりますが大体20~21時くらいにはみんな帰ります。
だけど、遅い人は0時くらい。

少し前はもう少し遅かった印象です。
現在40歳くらいの人たちの話を聞くと毎日夜中の2時3時くらいだったというので、職場環境は良くなりつつあると思います。


ぶっちゃけ必ず定時に帰る人も居るので、人によります。


一点良いところを言うと、僕たちは一施主に対して一設計者で対応しますので打合わせの時間や日程を自分で操作できます。
どうしても早く帰りたいときはその前後で調整できるのが良いですね。。


ある意味個人で働いているような感じです。

まとめ

とまぁこんな感じでしょうか。


これ以上言うと、面接官に聞くことなくなるので、今日はこれくらいでやめておきます。笑


8年目の僕ですら聞き飽きた質問なら、面接官であれば尚更です。


逆に就活時は上記の内容と違う内容を聞けば質問をすれば、印象に残りやすいかも知れません。


それではまた。

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