こんにちは。おにまめです。
入社前の子たちと話していると
『入社前後で、ギャップ感じたことはありますか?』
って質問を多く受けます。
みんな働く前に自分のイメージしている働き方と同じなのかを吟味しているんですね。
綺麗ごとを言って間違って入社するより、事実をしっかり知った方が良いこともあるでしょう!
よって今回は、僕が感じた入社前後のギャップを解説します。
結構ガチです!!
あくまで僕の会社・営業所での意見になりますが、お付き合いください。
それでは早速行ってみましょう〜!!
初期折衝(間取り)は営業
まずビビったのが、『初期の間取りは営業が描いている』ってことです。
ド度肝を抜かれました。笑
『え?じゃあ設計って何のためにいるの?』
少し説明しますと、ハウスメーカーでは初期折衝は基本、営業担当が行います。
営業の方より設計の人数が少なく、すべてのお客様を設計士だけでは対応できないからです。
そのため、営業が初期プランを作成し、その後、見積もり段階で、設計士に引き継がれます。
要するに、契約する確率がかなり高くなった時ときに、設計士が登場すると流れなのです。
ですが、引き継ぎの時には間取りは決まっていて、契約後もそのまま進むことも結構あります。
当然、難しい間取りや土地の場合は、設計士が最初から同席して打ち合わせを進めますが、新入社員の頃は、営業マンが作ったプランの実施設計から担当することが多いのです。
設計士がプランを描かないこともあるってことにビックリしましたし、営業マンが意外と上手にプランを描くこともビックリしました。
営業の方が人が多い→給料良い
ハウスメーカーは基本的に【営業会社】です。
営業マンのほうが人数は倍以上多いですし、この【営業力】で受注拡大をしています。
ゆえに、社内の仕組みも営業マンに比重をおいた制度になりがち。
ただ、これは自動車業界や医療業界など、他業界でも同じようです。。
営業マンは歩合制で給料は青天井。
逆に設計などの技術職は、歩合制ではありません。
当時の僕は
【ハウスメーカー=家つくる会社→建築士が一番花形で給料良い】
と思っていましたが、とんだブタ野郎でした。
ただ、このあたりはハウスメーカーでもそれぞれの色があるようです。
せっかくなら、頑張った分だけ給料に反映される会社に行ったほうが良いと思うので、就活生は十分調べてから就職することを強くオススメします。
基準(ルール)めっちゃ多い
僕は就活の時、ゼネコン監督志望からハウスメーカー設計に志望を変更したので、ぶっちゃけハウスメーカー自体をナメまくっていたんですね~。笑
今考えたら、地方の陰キャラが調子乗っているだけなんですけど、当時はマジで、本当にマジで、
『ハウスメーカーで納まらないことなんてないでしょ!?』
って思っていました。
※納まるとは建築業界ではよく使う言葉で、問題なく施工できる。みたいな意味です。
要するに、ハウスメーカーってプラモデルだから、簡単に家できるんでしょ!?
って思っていたんですな。
世界を知らなさすぎて、ほんと笑っちゃいます。。とんだブタ野郎です。
ハウスメーカーには守るべき基準がたくさんあります。
・部材の製作ができないから
・自社の性能を担保できないから
・型式認定上
などなど理由は様々ですが、ルールは多いですし、ルール通りだと思っていても上手く納まらないこともたくさんあります。
良くも悪くもプラモデルみたいな感覚とは全然違って、設計者の技術力が大いに試される仕事だと思います。
だから、ハウスメーカー設計は日々エキサイティング!!
納まらない日々を送っております!!
まとめ
会社に入ってから知ることや、気づくことは大変多いものです。
もちろんすべてを知った上で、入社することはできないですが、自分のイメージと会社の実態は正確に把握しておいたほうが良いと思います。
今の時代、新卒で入らなければダメという時代ではないと思いますが、純粋に入社してすぐに辞めたとしても時間がもったいないですからね。
会社のイメージのギャップは少ないほうが良いと思います。
就活生は身近な人にしっかりヒアリングして、慎重に会社を決めるようにしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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それではまた次回!!