こんにちは。
おすけです。
今回は設計士用の記事になります。
僕が【入居時アンケートで最低点を取ったときの乗り越え方】をまとめていきたいと思います。
あまり嬉しいことではないですが、かつて僕もアンケートで1(最低点)をとったことがあります。
これは、、けっこう落ち込みます。
自分なりに頑張って仕事をしているつもりでも、それが相手に伝わらないことはありますよね。
そんなときに、傷ついて終わるのか、それとも次に活かすのかは自分次第です。
せっかくなら入居時アンケートを次に活かす【気付き】にしましょう!
それでは早速行ってみましょう~!
アンケートは仕事の糧
入居時アンケートは、自分の仕事が相手にどう伝わったのかを評価する大切な指標です。
だから僕は入居時アンケートは、必ず見るようにしています。(傷つくこともあるんですが。。)
なぜならアンケートには
・自分の仕事の客観的な評価
・お施主さんが何に不満を感じるのか⁈
・これからの課題
が全て含まれています。
僕は一時期、アンケートを見ないようにしていました。
傷つくことが怖かったし、忙しさでアンケートなんて見てるヒマない、と本気で思っていました。
だけど、
日本人はシャイな生き物なので、お施主さんもアンケートじゃないと本音を書いてくれません。。
これは僕が実際に経験したことですが、
・打合せも順調
・工事も順調
特に問題もなく、お施主さんと会う時も良好な関係のまま、竣工した物件がありました。
ですが、入居時アンケートでは僕だけが【普通】の評価で、他の担当は【良い】が付けられていたのです。
評価が普通ってことは、家づくりというビッグイベントの中でさえ、お施主さんの心に刺さるものがなかったってこと。
この経験によってかなり凹みましたが、大きな転換点にもなりました。。
これ以降、僕は【入居時アンケート】をかなり重要視するようになったのです。
僕がアンケートを重要視するようになって、仕事の仕方を変えました。
以下の記事が参考になると思います。
自分の評価だけ低かったら
特別な指摘事項はないけど、ほかの担当者よりも評価が低い。。
この場合は、ほかの担当者がどんな仕事をしているのかもう一度観察してみましょう。
経験の豊富な担当者であれば、たいていは自分のお施主さんへの【アピールポイント】があります。
その人の【信頼の取り方】のパターンと言っても良いかも知れません。
例えば、
・現場監督が定期的に現場の写真を送っていたり、
・営業マンが直接自社と関係ない、引越しや確定申告にまで気にかけていたり、
・コーディネーターが家具の相談まで受けていたり、
それぞれ色んなシチュエーションの中で、親身になって対応しているものです。
家づくりは決してアンケートのためのポイント合戦ではないんですが、お施主さんに満足してもらうためには、相手に刺さるアピールポイントを持つことが大切だと思います。
結局、お施主さんに喜んでもらってナンボ。
実際の対処法
さて、僕が実際にやっている対策を紹介しましょう。
アンケートに具体的な指摘事項があれば、まずはそれを自分の【打合せチェックリスト】に含めます。
僕は物件ごとの記憶が曖昧になりがちなので、【物件別】でこのようなエクセルのチェックリストを作っています。
(個人情報もあるので、サンプルです。)
記憶が曖昧っていうのは、
・Aさんには、外部水栓の位置説明したけどBさんにはしてたっけ?
・Cさんにエアコンの移設が必要か確認してたっけ?
みたいなことです。
僕たちには、どの施主さんに必ず聞かないといけない事があるので、これをひとつずつチェックリストにしてるんですね。
例えば、
寝室にカギが付いていなかったことに不満を覚えているお施主さんがいたら、このエクセルシートに追加するワケです。
手厳しい指摘をしてくれる人を基準にすれば、そうでない人にも対応できます。
そして、アンケートで指摘を受ける度に、自分の提供するベースラインが上がることになります。
アンケートで悪い評価を受けるというネガティブな経験が、将来の自分へのポジティブな影響と考える。
というテクニック的な内容ですが、アンケートでモヤッとしている設計士がいたら、ぜひ試してみて欲しいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
以下関連記事です。
それではまた次回!!