ハウスメーカー設計の忙しい日々と、その理由。

こんにちは。おにまめです。

最近、忙しかった。。
もうそれは、本当に忙しかった。。

おにまめ

いや~それ以外の言葉が見つからないです。笑

もともとこのブログは、
僕が建築に関する本を読んで、紹介して、自分の理解を深くしたいっていう目的でしたが、開始早々もう本を読むヒマすらないって状況です。

で、今やハウスメーカーの日常を書き連ねるっていう、かなりコンセプトがブレブレの状態。笑

・打ち合わせは毎日のようにあったし、
・確認申請で色々問題起こるし、
・着工直前にお客さんから大幅に減額したいって言われるし、笑

トップ・オブ・パニックの状態です。

いつもは同時に物件を7~8件くらい担当しているのですが、今回は10件くらい。。
しかも、打ち合わせ期間が重なって、4月打ち合わせ完了物件が大渋滞の7件。。
重なりまくってました。

通常の物件数やスピード感に興味がある方は、こちらの記事を参考にしてください。

元々そんなに仕事早い方じゃないから、ほぼ1ヶ月間パニックだったと言っても過言ではないです。笑

おにまめ

元々そんなに仕事早い方じゃないから、ほぼ1ヶ月間安定してパニック。

今日でひとまず図面を仕上げましたが、かなり億劫。。

と言うのも、
ハウスメーカーは、外壁から配線まで全てを【プレカット】で対応しています。
(ほとんど工場で加工が終わっていて、現場では組み立てるだけのイメージ)

おにまめ

コンセントも配線長さにカットされて、現場に届くくらいの徹底っぷり。

そのためハウスメーカーでは、打ち合わせはもちろん、金額も確定して、詳細図まで描き終えてから着工となります。

てことで、今回のように【打ち合わせ完了前に着工】ってのはハウスメーカー的にはかなりイレギュラー。
この辺りは、ハウスメーカーならではの悩みかなと思います。

今回のように急いで仕上げた【ひとまず図面】は、あとから色んなトラブルにつながります。。
だから、猛烈に億劫なんですよね。

読者

打ち合わせ終わってないなら、着工日ズラせば良いじゃん。
おにまめ、あんたバカなの!?

そこのマダム、お声が漏れていますよ。

実は、
ハウスメーカーでは、着工日は簡単に変えられません!

おにまめ

そこには、ハウスメーカーならではの、深~い理由があるんですな。。

大手ハウスメーカーでは、自社工場を持っていまして、
【着工日が変わる】ということは、【工場の稼働日が変わる】ということを意味します。

工場の生産できる量には限りがありますので、こんぼ稼働日を効率的に回す必要があります。

すなわち、
工場のスケジュールを変えると全体の生産量に影響がでてしまうので、着工日を簡単にはズラせないのです。


よって、今回の僕のように
「打ち合わせは終わってないけど、建物着工はズラせない」というかなり歯がゆい問題になるのです。

僕はハウスメーカーが忙しいのは、以上のようなハウスメーカーならではの理由があるからなんですね。

ハウスメーカー設計が激務になる理由は以下の記事から。

個人的には、
打ち合わせのスケジュール管理と、打合せ自体を少なくしていくことが最大のポイントだと思っています。

打ち合わせを少なくする方法についてはこちらから。

【設計士向け】設計打ち合わせの回数を減らすには?

とにかく今回は同時期の物件が重なりまくってて、打ち合わせの予定を組むもの一苦労でした。
何とか決めてもらうために少々、急いだ打ち合わせになっちゃったかなぁと反省。。

問題が起こらないように、心して工事していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた次回~!!

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