【ハウスメーカー事情】残念ながら設計職には、スピード出世はないぜ。

こんにちは。おにまめです。

今回は、【ハウスメーカーの設計職の出世スピード】について解説していきます。

結論、設計職ではあまりスピード出世は望めません。

各業種には【出世ルート】【花形】みたいな職種があります。
ハウスメーカー設計は、やりがいのある仕事ですが、残念ながら出世ルートではありません。

今回はその理由と合わせて、『出世したい』人はどんな職種が良いのかも解説していきます!

それでは早速いってみましょう~!!

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スピード出世したいなら、営業か現場監督

先に結論ですが、スピード出世をしたいのなら、数字を作れる職種が良いです。

一番わかり易いのは営業職。

自分がいくら売上を作って、どのくらい貢献したかが一目瞭然です。

よって、秀でた成績を納めれば、周囲も納得せざるを得ず、スピード出世をすることも可能です。

さらに営業職は、展示場という5~6人の小さい単位のチームで構成されているので、割と若いうちから、店長になれます。
早い人だと20代後半からひとつの展示場を任されます。

個人の成績を上げて、さらに店長になってチームの成績を作る。
これだけの実績を積めば、成果が明確でスピード出世しやすいということになるのです。

他には、現場監督も発言力は強いです。

現場監督は現場トラブル・クレームも多くあるので、対応力が求められます。
その点で技術職のトップ(なにかあった時に出ていく人)には現場監督あがりが多い印象です。

そして、そのまま技術職のなかで出世をしていけるのです。

おにまめ
ただし、現場監督はゼネコン監督とは根本的に仕事内容が違う注意が必要です。

 

ざっくり言うと、施工管理というよりクレーム対応係みたいな仕事に近いと思います。

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作品性=成果には直結しない

働き始めて理解できたのですが、【能力値=出世の早さ】ではないんですよね。
もっと言えば【能力値=給料】ってワケでもありません。

要は、給料は業種によってある程度決まってくるし、出世の早さも職種で決まってくると思っています。

設計職で名誉なことは、作品発表などで入賞すること。
でも作品発表では、作品性は評価されるものの、人事的な評価には影響が少ないです。

これは、会社の評価軸を見ると理解できます。

ハウスメーカーは、その名の通り効率的な施工業者です。
【性能の高い家を数多く提供する】ことが第一使命です。

歴史を見ても、ハウスメーカーが設計力に力を入れ始めたのは15年くらい前だと思っています。
それまでのハウスメーカーの家は、似たような形が多かった(量産型)んですね。

だから、似た建物を作っている設計よりも、
・たくさんの契約を取る営業や、
・たくさんの家を引き渡す現場監督
にパワーがあったのだと思います。(僕の予想ですが)

とにかく、まだまだ設計職からの出世コースは多くないのは確かであります。

今は世の中的に人事制度も変わりつつあるので、そのうち変わっていくだろうとは思います。

年収は毎年、着実に上がるカンジ

設計職はスピード出世がない分、昇格のはある程度決められた形で上がっていきます。

以前、僕がまとめたリアルガチの年収も参考にしてみてください。

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いきなり大きくは上がりませんが、ゆる~く上がっていきます。

物件の関与率・同行成約なども給料に若干影響がありますが、僕の会社ではそのウエイトは大きくありません。(これはハウスメーカーでも会社によって様々)

もちろん、ある一定の職責になれば【出世するコース】と【窓際コース】に分かれますが、40歳前後からその差がついていくカンジです。

だから30代くらいまではみんな横一線で、まぁ楽しく暮らしています。笑

 

おにまめ
設計職はギラギラしてない牧草の感じです。

 

まとめ

会社・支店によっても違うので一概には言えませんが、10年働いて僕が肌感覚で感じた【出世スピード】についてでした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた次回!!

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