【普通の家】を丁寧につくるのもハウスメーカーの使命

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はじめに

今回は【普通の家を丁寧につくるのもハウスメーカーの使命】というテーマについて解説していきます。

おにまめ

最近、SNSで見栄えのする家が増えていますよね。

おしゃれでインスタ映えするデザインがたくさんありますし、これ自体は僕はすごく賛成で、以前のブログでも話しした通りです。

でも、見栄えの良い家が「正義」だとされがちですけど、家の価値は見た目の良さだけで決まるものじゃないと街で声を大にして言いたい!!

今回は街でその街に出て声に大にして言いたい気持ちをグッと堪え、誰も見ていないこのブログでしっぽりで解説していきます!

それでは早速行ってみましょう〜!!

映える家のニーズとハウスメーカー

僕たちハウスメーカーの使命は、ただ見た目が良い家を作るだけじゃなく、品質をしっかり確保し、将来を含めた【安心感を提供すること】だと思います。

もともとハウスメーカーは、住宅不足の時代に、質の高い家を効率良くつくるために生まれた経緯があります。

今はクオリティの高い家が出てきましたが、それでもハウスメーカーに求められているのは『性能の高い家』を作ることだと個人的には思っています

だから、普通の家を一つひとつ丁寧に作るっていうのも、僕たちの大切な役割なんだと思います。

普通の家を作ることも【社会貢献】

僕自身も、ポンコツながら素敵な空間を作るために日々努力しているんですが、忘れちゃいけないのが『住みやすい家』も同じくらい重要だってこと。

もともとハウスメーカーは、住宅不足の時代に、質の高い家を効率良くつくるために生まれた経緯があります。

僕たちのハウスメーカーでも社内コンペがあり、

おにまめ

『いや〜いい家だな・・・ん、これ、どうやって住むの⁉』

って思うような家もたまに出てきます。

もちろん、住みにくいだけの家は評価されないから、どこかしら突出して良い部分があるしその評価にも賛成してます。

でも、それがすなわちビジュアル>機能性というワケじゃないことを、僕らはしっかり認識しないといけないとも思います。

最近ではハウスメーカーも、昔のダサいイメージが薄れて、就活生の人気も高まってます。

特に若手設計は、どんどん新しいことに挑戦したい気持ちが芽生えてくるのもよく分かります。

でも、その基本である『住みやすい家』を丁寧につくることも、僕は立派な社会貢献だと思います。

おにまめ

ホームランも打つけど、確実にヒットも打てるヤツが最強打者説ね。

ハウスメーカーの存在意義

少し前まで僕はハウスメーカーにいることにちょっとコンプレックスを感じていました。

なぜなら、

・一般建築のほうが自由度が高そうだし、
・意味不明な会社のルールもないし、
・なんか徹夜とかしててクリエイティブそうだし、笑

設計事務所に勤めてる人と話すと、純粋に『建築』に向き合えてるように見えたんですよね〜。

でも、最近は

おにまめ

『これって役割分担だよなぁ』

って思うようになりました。

・斬新なデザインや前衛的なことに挑戦したい人は設計事務所に行けばいいし、
・大きい会社で安定や安心感を求めたいならハウスメーカーに行けばいいし、
・そのどちらも取りたい人は、いろいろ見てみて決めればいいし、

どちらもそれぞれに役割があるんだと思います!

僕らもが建築業界の一翼を担ってるんだと思うと、全く後ろめたさはなくなりました。

ハウスメーカーでは建築基準法よりももっと厳しい自社基準があって、自然と頬に涙が伝うくらいめんどくさい、マジで誰が見るかわからない保存図書もあります。笑

コレらは一見、死ぬほど無駄で、実は95%はリアルにしょうもないんですが、僕はいつか来るリフォームや不測の事態に備えての準備だと思うようにしています!!

お施主さんの家を長く守るための仕事だと思って日々仕事してます。

おにまめ

何度も言い聞かせて自分を騙し切る作戦

要するに、何も奇抜な家を作らなくても、ちゃんとルールに沿って良い家を作るってこともすごく大事だぜ!ってことです。

まとめ

今回はハウスメーカーの役割と価値について解説してきました!

普通の家を丁寧に作ることも、社会に対する重要な貢献であり、ハウスメーカーの存在意義の一つだと言えます。

見栄えだけでなく、機能性や住みやすさを重視した家づくりが、長期的な視点での品質確保と将来にわたる安心感につながると信じて。

(なんかポエムっぽい締め)

最後まで読んで頂きありがとうございます!!

それではまた次回!!

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